「世界」は自分の周りある存在とすれば「世間」とも言い換えられますね。
「世間」から見向きもされないなら、こちらも「世間」なんか気にしない。
こういう反骨精神が野田洋次郎らしいですね。「なんちって」の歌詞にも世間を気にしない気の強さが現れています。
世間なんか気にせずに、自分たちの思うがままに音楽を続けてきたら、世間が注目し始めたんだということだと思います。
今日の僕を賞味できる期限は今日
眠らせて 腐らせるくらいならばと
青いままでヘタもとらず落ちた僕を
君が受け取ったんだ
苦いけど 苦しくはないよと 君は
酸っぱいけども 悪くはないよと そう言った
出典: 君と羊と青/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
「今」という瞬間をしっかりと意識して生きているのが分かりますね。
「苦い」「酸っぱい」は成熟していないこと。
まだまだ未熟だけれど、でも精一杯生きて産み落とした野田洋次郎の音楽を悪くないと評価しているのではないでしょうか。
起承転結の『転』 だけを
欲張って頬張った僕らの日々よ
『結』 することなどのない日々を
出典: 君と羊と青/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
常に変化し続けてどんでん返しが起こることを願い行動した青春の日々。
でもそれはまだ終わっていないし、これからも終わることはないということを表現しています。
君を見つけ出した時の感情が
この五臓の六腑を動かしてんだ
眩しすぎて閉じた瞳の残像が
向かうべき道のりを指差してんだ
リアルと夢と永遠と今と幻想が
束になって僕を胴上げしてんだ
あの日僕らを染め上げた群青が
今もこの皮膚の下を覆ってんだ
出典: 君と羊と青/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
音楽の楽しさを見つけた時の高揚感が、体中を駆け巡っているんだ。この感動を見つけた青い日々「青春」が今の僕を作り上げているんだと歌っています。
そしてこの青春は、野田洋次郎一人のものだけではなくRADWIMPSのメンバー全員の青春という青が集まっているからこそ「群れる青」=「群青」と名付けたのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
青春時代に誰もが経験している常にがむしゃらに全力を掛けていた気持ちを思い起こさせてくれる熱い楽曲になっています。
今が楽しくない、つまらないと感じているなら、「君と羊と青」を聴いて昔の熱い気持ちをぜひ思い出してみてくださいね。
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