A Perfect Sky(BONNIE PINK)はCMで大ブレイク！実は○○だけだった？歌詞も♪

京都出身のBONNIE PINKは本名を浅田香織といいます。

大阪教育大学時代に軽音楽部に在籍し、在学中に音楽事務所に歌声を見初められたそうです。

1995年に自身の作詞・作曲によるアルバム『Blue Jam』でデビューします。

その後、カーディガンズのデビューアルバム『エマーデイル』で世界的に人気となったスウェーデンのプロデューサー、トーレ・ヨハンソンのプロデュースによる「Heaven's Kitchen」で広く知られるようになりました。

トーレ・ヨハンソンのプロデュースによる本格的な楽曲とBONNIE PINK自身の歌唱やセンスもあって注目される存在でした。

しかしBONNIE PINKという存在と浅田香織という自分自身の間に乖離が徐々に生まれ、音楽活動が楽しめなくなっていったそうです。

1998年にアルバム『evil and flowers』を発表した後、単身ニューヨークに渡り、さらに音楽の表現の幅を広げます。

そして2003年には「Tonight,the Night」が注目を集めました。

ひょっとすると音楽の楽しさを取り戻したのかもしれませんね。

2006年にモデル、蛯原友里を起用した資生堂「ANESSA」のCMソング「A Perfect Sky」に問い合わせが殺到しました。

CM用にサビしか作られていなかったこの曲をあまりの反響にシングルとして発売し、ベストアルバム『Every Single Day -Complete BONNIE PINK(1995-2006)』も大ヒットします。

BONNIE PINKは元々、洋楽から強い影響を受けた音楽性の高さが魅力でしたが、「A Perfect Sky」の大ヒットは、BONNIE PINKというアーティストをより多くの層に広げる楽曲だったと言えるでしょう。

真夏に聴きたい素晴らしいポップさがこの曲にはあります。

BONNIE PINKは作詞、作曲を手がけるアーティスト。

彼女がいったいどういう思いを楽曲にこめているか歌詞から考えてみたいと思います。

完璧な空を探しているという歌詞はいったい何を意味しているのでしょうか？

"君の胸で泣かない""君に胸焦がさない"とも歌っています。

この部分だけだと好きな君という存在がいて、でもそんな君にストレートに甘えたり、泣いたりしないという勝気な女性像が浮かび上がります。

女性の中にある、あなたになんて振り向かないという強気な部分が歌になっているのでしょうね。

でも、完璧な空を探しているのです。 この完璧な空とはいったいどういう意味でしょうか？