Sexy Zoneが歌うミステリアスで疾走感溢れるナンバー
Sexy Zoneが2018年12月5日にリリースした楽曲「カラクリだらけのテンダネス」。
今回はこの楽曲の魅力をお伝えしていきます!
少し大人っぽい雰囲気の楽曲を歌うことが多いSexy Zone。
この「カラクリだらけのテンダネス」も、そんな大人の雰囲気が漂う楽曲のひとつといえます。
ミステリアスな愛を描いた歌詞や、疾走感溢れるサウンドに酔いしれることができる作品です。
そんな楽曲をクールに彩る5人の歌声。
セクシーな歌声にキュンとくる方も多いのではないでしょうか。
歌詞の内容はドラマ「ドロ刑」にもリンクしている!?
「カラクリだらけのテンダネス」は、ドラマ「ドロ刑」の主題歌になっています。
そもそも、この楽曲は「ドロ刑」のために書き下ろされた作品なのです。
そして「ドロ刑」の主演には、Sexy Zoneのメンバーである中島健人さんが抜擢されています。
「ドロ刑」は、新米刑事と伝説の大泥棒がタッグを組んで、様々な窃盗事件を解決するという物語。
刑事と泥棒が協力し合うという、今までにあまりなかった展開の物語になっているのです。
刑事ドラマの主題歌なので「カラクリ」「謎めく」といったミステリアスな言葉が歌詞に登場します。
それだけでなく、刑事と泥棒の追いかけっこを連想させるような表現もたくさん登場するんですよ♪
ドラマを見ていれば、この楽曲の世界観をさらに深く楽しむことができます。
「刑事ドラマやミステリーものが好き」
「Sexy Zoneの中島健人さんが好き」
という方は、ぜひドラマ「ドロ刑」のDVDもチェックしてみてはいかがでしょうか。
テーマは駆け引きだらけの恋愛!?謎めく歌詞を徹底解説!
ドラマ「ドロ刑」は、男同士のコンビである刑事と泥棒がメインの物語です。
しかし、主題歌である「カラクリだらけのテンダネス」の歌詞はなんと恋愛もの!
歌詞の主人公の男性を刑事に例え、主人公の好きな女性を泥棒に例えた恋愛ソング。
それが「カラクリだらけのテンダネス」なのです。
お互いに駆け引きし合いながら、気持ちを探っていく様子をスリリングに描いています。
主人公の好きな女性は、一体どんな人物なのか。
詳しく見ていきましょう。
1番の歌詞
この歌詞に登場する人物は?
噂のアイツはDangerous
見透かされそな瞳(め)はParadox
近づくほど 見えぬ正体
出典: カラクリだらけのテンダネス/作詞:EMI K.Lynn 作曲:原一博
歌詞の解説をする前に、この歌詞に登場する人物を整理しておきましょう。
・俺=この歌詞の主人公である男性
・君=主人公が想いを寄せている女性
・アイツ=「君」を狙っている別の男性
以上の3人がこの歌詞の中に出てきます。
1番の冒頭では「アイツ」について書かれていることが分かりますね。
「噂のアイツ」といわれているくらいなので、きっと女性に人気のある男性なのでしょう。
主人公は「アイツ」のことをライバル視しており危険(=Dangerous)だと認識しています。
一方「見透かされそな瞳」というのは「君」のことを指しているのでしょう。
Paradoxとは、逆説という意味。
普通だったら、距離が縮まるほど相手のことが分かるはずです。
しかし、ミステリアスな女性である「君」は、近づくほど疑問が増えていく人物。
だから、Paradoxという言葉を使っているのでしょう。
「謎めく香り」に隠された意味とは?
謎めく香りで誘って
挑発するならほらPlay the game
二人のShowtime 始めようぜ
出典: カラクリだらけのテンダネス/作詞:EMI K.Lynn 作曲:原一博
Play the gameとは、ゲームをしようという意味。
「君」が誘ってくるのであれば、主人公だってその誘いに乗るつもりでいるのです。
「謎めく香り」という歌詞にも、注目してみましょう。
この歌詞は「ドロ刑」にもリンクしている言葉です。
刑事とタッグを組んでいる大泥棒は、煙草の匂いをわざと現場に残すスタイルで犯行をしています。
つまり、ここの部分の歌詞は、伝説の大泥棒を表現しているのだと解釈できます。
駆け引きし合う2人
チャンスか罠かDo or die
微笑みに 手を伸ばせば
追い詰めたつもりが 追い込まれて
出典: カラクリだらけのテンダネス/作詞:EMI K.Lynn 作曲:原一博
Do or dieは"死ぬ覚悟でやる"や"一か八か"という意味を持つ言葉です。
「君」は、主人公に対して隙や思わせぶりな仕草を見せてくるのでしょう。
主人公は「君」の行動が罠なのか、それとも親しくなるチャンスなのか見極めているようですね。
「君」を自分のものにするために近づこうとする主人公。
しかし、そう簡単に「君」は主人公のものにはなりません。
2人の間で、ドキドキの駆け引きが行われているようです。