15thライブサーキット「BUTTERFLY EFFECT」開催中!
ポルノグラフィティ15thライブサーキット「BUTTERFLY EFFECT」は。11枚目の同名アルバムをひっさげてのホールツアーです。
市民会館や文化会館など、キャパ2,000人程度の小さな会場を全国巡るツアーになっていますよ。ファンとしても待望のツアーとなりました。
珠玉の名曲の数々
アルバム「BUTTERFLY EFFECT」には、テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」オープニング曲となった「THE DAY」や「パズドラクロス」のオープニング曲となった「Montage」、
さらに『2017年ワールドグランドチャンピオンズカップ「グラチャンバレー2017」』のテーマソングに起用された「キング&クイーン」など、知名度の高い曲も収録。
他にも、シングル曲の「LiAR」や「真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」などのシングル曲も収録され、ボリュームのあるアルバムに仕上がっています。
シングル曲以外も濃厚
しかし、注目すべきはアルバム曲たちです。
今回のアルバムは、前作「RHINOCEROS」のような熱量の高さはありませんが、1曲1曲が非常に洗練されていて、聴き応えのある曲に仕上がっています。
1. THE DAY
2. Working men blues
3. 君の愛読書がケルアックだった件
4. I believe
5. LiAR
6. Fade away
7. クリスマスのHide&Seek
8. MICROWAVE
9. 夜間飛行
10. 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
11. 170828-29
12. Montage
13. スパイス
14. キング&クイーン
出典: https://www.amazon.co.jp/BUTTERFLY-EFFECT-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4-DVD%E4%BB%98-%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3/dp/B075KQ35W9/ref=pd_sim_15_11?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=YFRYXV457MWTXQ0Q2HN7
特に「夜間飛行」は、昭仁さんの今の歌声、歌唱技術があってこその楽曲です。
メロディ自体は4~5年前にできていたようですが、そこに今の昭仁さんの歌声が乗ることで、濃密な大人のラブソングになっていますよ。
また、キラキラ映画の主題歌をイメージして作られた「君の愛読書がケルアックだった件」は、晴一ワールドが炸裂しています!
まず「君の愛読書がケルアックだった件」というタイトルを見ただけで、ファンの人は晴一さん作詞だと気付いたことでしょう。言い回しや言葉選びが独特で、非常に面白いです。
「クリスマスのHide&Seek」は、切ない歌詞ながらもメロディーが可愛らしく、昭仁さんの作詞、作曲能力に魅了されます。
昭仁さんが手がける楽曲はどことなく可愛らしい楽曲になることが多いので、歌詞が少しくらい切なくても、どこか胸キュン要素がありますね。
ライブの見所を紹介!
今回のツアーで大きなポイントとなるのは「夜間飛行」です。
アルバムでは9曲目に収録されていますが、大人の恋をしっとりと歌ったこの曲を1曲目に持ってくるというのは、これまでのポルノグラフィティのセットリストでは例がありません。
演出も非常にシンプルかつ幻想的で、スポットライトに照らされた中、昭仁さんがしっとりと、時に力強く歌い上げる姿は圧巻です。
新旧とりまぜたセトリで懐かしい曲も披露?
アルバムツアーということで、基本的には「BUTTERFLY EFFECT」の曲が中心にはなりますが、往年のヒットソングや久しぶりにやる楽曲もあります。
曲によってはほぼ毎回ライブで披露するような定番曲もありますが、「まさかこの曲が!」と思うような楽曲もあり、楽しみの多いセトリになっているのではないでしょうか。
特に「ワールド☆サタデーグラフティ(★★★)」はかなり久しぶりにセトリに組み込まれたので、ファンとしてもかなりテンションが上がるでしょう。
また、「月飼い」もかなり久しぶりの楽曲ですし、なかなかコアな曲ですから、古くからポルノグラフィティを応援している人にとっても意義のあるセトリだと言えます。
演出がすごい
今回のツアーはホールツアーということもあり、キャパが2,000人程度という、小さな会場で行われます。
そのため、大がかりなセットは組めないのですが(もともと派手なセットを組む方ではありませんが)その分、演出で魅せるライブになっていますよ!
「夜間飛行」はスポットライトに加え、泡がいくつも生まれては消えていくような、現像的な映像が印象的です。
個人的な印象ですが、王子様に恋をして、最後は泡になって消えてしまう、人魚姫の恋を彷彿とさせます。
「Montage」では、モンタージュ写真のような映像が映し出され、楽曲名とマッチした演出が素敵でした。ステージよりもついつい映像を見たくなるほど、かっこいい出来になっています。
「月飼い」では、垂れ下がる電球や、星空のような照明が幻想的な世界観を見事に表現していました。
「君の愛読書がケルアックだった件」では、キラキラ映画をイメージしたという晴一さんの遊び心満載の演出になっていて必見です。