RAM WIREのファーストシングル「歩み」
RAM WIREといえば、女性ボーカル+男性ラップのスタイルと心温まるような歌詞で人気を得た音楽グループです。
現在は「散開(=活動休止)」を発表しているとのことですが、過去にリリースされた楽曲は今でも多くの人たちが聴いています。
そんなRAM WIREがファーストシングルとしてリリースしたのが、今回紹介する「歩み」という曲です。
「歩み」の詳細情報は以下になります。
2011年9月21日、シングル「歩み」をリリースする。収録曲のうち、タイトル曲「歩み」は映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』の主題歌に起用されたことで話題となり、2011 USEN J-POP 年間リクエストランキングで4位を記録するヒット曲となる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/RAM_WIRE
心に染み入るような温かい励ましソングとなっており、この曲を聴いて「元気が出た」「もう一度頑張ってみようと思った」という人が続出しています。
「泣ける」と話題のPVも必見!
「歩み」のPVはYouTubeでも見ることができます。RAM WIREの公式チャンネルにて現在公開されています。
PVでは、女性カメラマンのストーリーが描かれており、そのストーリーが泣けると話題になっているのをご存知でしょうか。
ポートフォリオを持って売り込みに行く女性カメラマン。でも全然上手くいかず落ち込んでしまいます。
そんな女性を友人が優しく励ますという、なんとも心温まるストーリーになっています。
気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
「歩み」の歌詞の意味って?
「歩み」はPVだけでなく、歌詞も感動的な内容になっています。
「無理をしないで自分らしく歩んでいけばいい」というメッセージが込められており、頑張りすぎて疲れてしまった人の心を癒してくれるような歌詞が満載です。
そんな「歩み」の歌詞について、独自の解釈も含めながら詳しく紹介していきます。
【1番Aメロ】誰だって挫折を味わうことはある
言葉を探しては諦めて
自分の無力さをまた思い知るよ
僕らは思うような大人になれなくて
あらたな段差につまづいてはすり傷をつくってる
出典: 歩み/作詞:ユーズ・MONCH 作曲:ユーズ・MONCH・RYLL
この歌の歌詞は「落ち込んでいる人」を励ます側の目線で書かれているのが特徴です。
冒頭で出てくる「言葉を探して~」の部分は、相手を励ましたいのにうまく言葉が出てこなくて、モヤモヤしている心情を歌っていることが分かります。
「何か気が利くような言葉のひとつやふたつでも言えたら、もっと相手の力になれたのに」といった気持ちを表現しているのでしょう。
「僕らは思うような~」の部分では、上手くいかない日々のことを歌っています。
「僕らは」と言っているので、「君だけじゃなく僕も同じだよ」と伝えたいのでしょう。
思い描く「理想の自分」はあるものの、なかなかそれに近づけなくて、挫折する毎日…。
そのような挫折の日々を味わいながらみんな過ごしているんだということが伝わってきます。
【1番Bメロ】心が折れてるのなら立ち止まってもいい
とっくに折れてたものを
なにくわぬ顔で隠し続けてたね
もういいよ立ち止まってもいいよ少し休もう
出典: 歩み/作詞:ユーズ・MONCH 作曲:ユーズ・MONCH・RYLL
ここで登場する「折れてたもの」とは心のことでしょう。
挫折を味わい続けて、心が折れてしまっているのにも関わらず、みんなの前では平気そうな顔をしている君…。
でも、君が無理をしているってことを知っている。
だから、もう無理しないで一旦立ち止まってもいいんじゃないかなという優しいメッセージが印象的です。