君の好きな風景
君の好きな風景
君が生まれた街の景色のなかへ
君が一番好きな夕暮れのなかへ
出典: 東京/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
愛する人が生まれた街の風景を愛おしく思っているのかもしれません。
今までは「東京」という街に対して、どこか好きになれない部分があった主人公。
しかし、彼女が生まれ育ったこの街だと思うと、そこに愛着が生まれたのでしょう。
「東京」という街の持つ優しさに気づき始めたのかもしれません。
愛する人が好きな景色が、自分にとって嫌いなものであるはずがない。
そんな主人公の気持ちさえ透けて見えるような歌詞パートです。
思い出を知りたい
今度の日曜日にはドライブしよう
そして君の東京に 君の想い出に
逢いに行こうよ
出典: 東京/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
この曲の冒頭では、後ろ向きな言葉を吐いていた主人公。
ここでは、愛する人との出会いによって思考がポジティブになっていることが感じられます。
今までに感じた負の感情も、彼女と出会ったことで消化できるようになったのでしょう。
彼は孤独感から、心の拠り所を求めていたのです。
街の中で偶然見つけ出したその存在が彼の心の支えとなっているのでしょう。
そんな彼は「東京」という街をもっと知りたいと思うようになりました。
それは、この場所が彼女の生まれ育った街であり、2人が出会った街だからでしょう。
「東京」という街を通して、彼は愛する人のことをより深く知りたいと思っているようです。
「東京」で生きていく
君と生きる東京
君の答えになりたい
君のアシタになりたい
ずっと歩こうよ
いま 愛を歌うよ
出典: 東京/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
彼は、「東京」で生きていくことに決めたのでしょう。
故郷から離れ、その街から疎外感を感じていた今までの自分。
そこから決別し、彼女とともに生きていく未来を選んだのです。
「東京」という街で生きていく理由の1つに、愛する人の存在があるのでしょう。
心を開ける相手ができたことで街との向き合い方もわかったのかもしれません。
主人公は自分を孤独から救い出してくれた彼女を、今度は自分が支えたいと考えているのでしょう。
2人で支え合う未来に想いを馳せているようです。
「東京」にいたからこそ出会えた愛する人。
その存在のおかげで、彼は「東京」という街とそこで暮らす自分を肯定できたのです。
まとめ
自分の生まれ育った街から上京してきて感じた「東京」という街への違和感。
それが払拭されるようになったのは、愛する人との出会いでした。
ネガティブな自分を消し去れたのは、彼女の存在のおかげだったのでしょう。
福山雅治の「東京」という街へのリアルな感情が感じられる楽曲でした。
さて、OTOKAKEでは他にも様々な楽曲に関する記事が掲載されています。
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