想いを歌にする

それは青い鳥
終わらない歌口ずさめば
いつか世界中の空
響き合うあのメロディー 誓うよ
めぐり逢えるまで

出典: 青い鳥/作詞:安岡優 作曲:北山陽一

今まで一緒に過ごしてきた相手との出会いを「青い鳥」と表現しています。

まるで主人公が自分の想いを歌を通して伝えようとしているような展開。

いつか「再会」する時を望んで、この「青い鳥」という楽曲を口ずさんでいるのです。

楽曲に込められたメッセージ

出会いと別れ

人は求めすぎて
何を失うだろう
移り気な雲を
追いかける風も
重ね合い許し合い
この地球を回せば

出典: 青い鳥/作詞:安岡優 作曲:北山陽一

ここでは「出会いと別れ」の真理について考えています。

別れを惜しむ自分は「相手を強く求めたり」「何か大切な物を失ってしまう」という感覚に陥っているのです。

しかし、地球上のすべての存在は常に循環しています。

別れに執着することなく快く受け入れ、更なる出会いを楽しみ、そして再会する。

そんな考え方を拒むことなく納得しようとしている印象です。

これからも繰り返す

きっと青い鳥
誰もがすぐに見つけるのさ
今も世界のどこかで
生まれゆく朝日の色
心に翼を広げて

それは青い鳥
君が信じてくれるのなら
いつか世界中の空
旅をして大人になる
もう一度 めぐり逢えるまで
必ず あの日見た夢と
めぐり達えるから

出典: 青い鳥/作詞:安岡優 作曲:北山陽一

新しい出会いと過去の出会い。

どれも「青い鳥」のようにかけがえのないものなのだと思います。

実際に関わっている間は気が付けないことも多いでしょう。

「別れ」の場面になってから相手の大切さに気が付くことだってあるはず。

でもそこで悔やむのではなく、相手に対する愛情を心の底から味わう。

そして、離れ離れになっても愛情が2人を繋ぐことを信じる。

新しい出会いを重ねて胸の中を愛情でいっぱいに満たしていく。

そんな心の循環を表現している楽曲ではないかと思いました。

最後に

ゴスペラーズ【青い鳥】歌詞の意味を解説!翼を広げれば、君も見つけられる…!希望を胸に歩き出そうの画像

いかがでしたか?

OTOKAKEではいわゆる「ポップス」などのカジュアルな音楽に関する記事が多いですね。

今回はとても素敵なゴスペル曲を深く解釈することができ、新鮮な気持ちを味わうことができました。

繊細な歌詞とシンプルに魅せるメロディライン。

声の美しさが際立つ素敵な楽曲だと思います。

ひとつひとつの出会いに感謝をし、大切にしていきたいですね。

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