泡のごとく
何より愛した初恋は
泡のように儚く彼方消えてしまった
出典: サヨナラ/作詞:3rd Production 作曲:3rd Production
女性は初恋だったのです。
仕事よりもお金よりも何よりも大事だった彼。
そんな彼を失って、全てを捧げた時間が全部儚く散っていってしまったのです。
こんなに全てを捧げてきたのに。
少し腹立たしい印象も見受けられますね。
初恋だったのに、その初恋は苦い思い出になって終わってしまったのです。
初恋で苦い思いをすると、女性が次に進むには少し勇気がいるでしょう。
夢であれ
もしかしたら全て夢だったかも知れない
だけどきっと私はあなたのこと忘れないよ
出典: サヨナラ/作詞:3rd Production 作曲:3rd Production
もしやもしかして、彼との日々は夢での出来事だったのかもと思い始めた女性。
こんなに儚く散ってしまって、跡形もなく消えてしまったのなら…。
もはやその事実が現実ではなかったのかも知れません。
もしも、そうだったとしても。
女性の妄想や夢で、現実でなかったとしても思い出の中の彼のことは忘れることはないでしょう。
現実でなかったとして、夢の中で一緒に過ごしたことには変わりありません。
一見、虚しい話にも聞こえますがそれでも、その夢にすがりたいほどの思いだということでしょう。
あなたへ
届いて欲しい想い
ねぇあなたに想い届きますか
儚く散ってゆく花びらのように
あまりに美しすぎる恋よ
胸に隠して サヨナラ
出典: サヨナラ/作詞:3rd Production 作曲:3rd Production
彼へのラブレターのようなフレーズです。
女性の儚く散った初恋を「花びら」と比喩しています。
桜吹雪を想像してもらえれば、イメージしやすいのではないでしょうか。
1度は綺麗に咲き誇った花も、やがて枯れていき、枝から離れ地面に落ちていきます。
花の人生もまた儚いもので、この儚さがまるで女性の初恋のようです。
忘れたくても忘れられない、まだ心の中ではあなたを想っています。
そのような女性の思いが彼に届きますように。
見えない会えない彼に届くように、天に向かってそう言う女性の姿が思い浮かびます。
内緒の思い
誰にも言わないで
ずっとあなたを忘れない
出典: サヨナラ/作詞:3rd Production 作曲:3rd Production
最後のフレーズとなりました。
誰にも秘密の女性だけの恋。
彼をひっそりと想い続ける女性の恋は他人に知られてはいけないのでしょう。
なぜなら、女性の心の中だけで繰り広げられる恋なのだから。
現実の世界ではもう終わっている恋なのです。
そんな恋を他人に知られては、彼の存在を否定されてしまうかも知れません。
否定されてしまうような存在の彼だったとしても、絶対にずっと想い続けている。
女性の彼への愛の深さが描かれた曲となりました。