THE BACK HORNは、戦う人々を鼓舞すると共に心から彼らの勝利や幸せを祈っています。
苦しみや辛さの中で戦いを続ける多くの人々が、いつか必ず報われるように。
ですがもしかしたら、勝ち取った未来の中で幸福にためらいやとまどいを感じることもあるかもしれません。
これまでに経験したことのないような幸せを、果たして自分が受け取ってもいいのだろうか。
この幸福に見合うような苦労を、ちゃんと自分はできているのだろうか、と。
もしそんな思いを抱えたとしても、心配しなくてもいいんだよ、とTHE BACK HORNは歌います。
傷ついて苦しんだ分に見合った幸せが、キチンと与えられるように出来ているのです。
どれだけ苦しんだか、どれだけ頑張って戦ったかを決めるのはあなた自身ではありません。
あなたの苦しみを、あなたの頑張りを、必ず見てくれている人がどこかにいるはずです。
辛い時には、昔を思い出して
少年の日々を 思いだして
水たまり 反射する飛沫あげて
泥だらけのまま 笑えたのなら
何処へだって行けるさ
出典: 戦う君よ/作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN
いつか必ず、あなたの苦しみが報われる時はくるはずです。
ですが、それまで戦いの辛さに耐えられなくなりそうな日もあることでしょう。
そんな時は、昔の楽しかった思い出を糧にするのです。
自分に力をくれる大好きな人たちの顔、キラキラと輝く懐かしい光景。
時には見た目も気にせず、ただひたすらに笑い合ったこともあったのではないでしょうか。
そんな幸せな過去の日々を、目を閉じて思い出してみて下さい。
自分の心の中に、小さくも確かに勇気の火が灯るのを感じることができるのではないかと思います。
その勇気が、きっとあなたの足を動かしてくれるはずです。
さあ、戦いに終止符を打つ為に。幸せな未来をこの手に掴み取る為に。
まずはその一歩を、力強く踏み出しましょう。
戦いの先にあなたを待っているのは?
最後まで戦い抜くことが大事
何処までも行けよ 顔をあげて
ありのまま 何もかも輝くだろう
きれいごとじゃなく 美しき日々
探し続けてゆくよ
出典: 戦う君よ/作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN
多くの戦いの中には、時として綺麗事では済まないこともあるかもしれません。
戦いの辛さに耐えられない人だって、もしかしたらいることでしょう。
戦いの先に幸せな未来が見えない人も、もちろんいるはずです。
それでも、私たちは歩みを止めるわけにはいきません。
冒頭の戦いへの問いに答えた時の、自分の思いを思い出して下さい。
あなたは何と答えましたか?
そこには、あなたの信念や誇りがあったのではないでしょうか。
綺麗事では収まらない戦いでも、必ず最後までやり抜くのです。
一番大事なのは戦いの勝ち負けや結果ではなく、信念や誇りを持ってやり抜いたかどうか。
だからこそ、あなたの戦いから途中で降りるわけにはいかないのです。
誰でもなく、あなた自身の為に。
戦い抜いたあなたなら大丈夫
さぁ走り抜けよう この歌を胸に抱きしめ今
強く強く叫ぶように 夜明けは降り注いだ
さぁ走り抜けよう この歌を胸に抱きしめ今
高く高く羽撃けるさ 晴れわたるあの空を目指してゆけ
出典: 戦う君よ/作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN
戦いの中で、辛いことに耐えられるなくなった時。
ぼろぼろに傷ついて、もう立ち上がれないと思った時。
どうか、この歌を思い出して下さい。
そして、戦うあなたを支えてくれる人々のことを思い出して下さい。
どうしても今はこれ以上進めないと思ったら、時には立ち止まったって構いません。
少し休んで、また歩き始めればいいのです。
あなた自身が諦めなければ、戦いは終わることはありません。
だからこそあなたの手で、この戦いを終わらせる為に、走り抜いて下さい。
どんな結果が待ち受けていようとも、最後までやり切ったあなたなら大丈夫です。
戦い終わった自分が今立っているのは明るい未来だと、きっと胸を張って言えるでしょうから。
最後に
いかがでしたか?
今回はTHE BACK HORN【戦う君よ】の歌詞について解説致しました。
現代の社会の中で、様々な戦いに身を投じる人々への応援歌として歌われたこの曲。
時代を越えてどんな人へも熱い思いを届けてくれる、そんな1曲なのではないでしょうか。
今まさに戦いの中で、辛い経験をしている方や心が折れそうになっている方。
そんな方はぜひこの曲を聴いて、今一度自らの闘志を奮い起こしていただければと思います。
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