ラックライフとは
温かな歌詞が魅力のバンド
ラックライフは2016年5月11日にリリースした「名前を呼ぶよ」でメジャーデビューした4人組男性ロックバンドです。
この曲はアニメ「文豪ストレイドッグス」のエンディングテーマとして使われています。
前身であるユニットの結成から11年の時間をかけてメジャーデビューしており、ラックライフとしての活動も2018年の今年にはちょうど10周年を迎えます。
この春上映された劇場版「文豪ストレイドッグスDEAD APPLE(デッドアップル)」のエンディングも担当しています。
さらに4月から放送が始まるTVアニメ「食戟のソーマ」のオープニング主題歌である5thシングル「シンボル」のリリースも迫っています。
メンバー
高校の同級生4人組が集まり、現在まで欠けることなく活動を続けているバンドです。
ボーカル・ギターであるPONがバンドの楽曲全ての作詞作曲をしています。
出来て当たり前というスタンスが強いためかお互いのことを褒め合うことは少ないそうで、できなかったりしたことを指摘し合う仲なんだとか。
こうした素直に前に進むためのやりとりができるのは、長年の関係とお互いを信頼しているからこそではないでしょうか。
アイトユウ
ラックライフがメジャーデビュー前にリリースしたシングルは全部で4枚あります。
インディーズ時代の2ndシングルとして2015年4月22日に発売されたのが「アイトユウ」です。
表題曲の「アイトユウ」以外に「ラングレット」「シネマ」も収録されています。
ラックライフはこれまで多くの曲を発表していますが、実はかなりラブソングが少ないんです。
しかしこの曲は愛する人にストレートに気持ちを伝えるラブソングです!
ジャケットも意味が!
「アイトユウ」は高校時代の同級生が結婚することをお祝いして作られた曲です。
アイトユウは「あいとゆう(いう)事」という意味をさすだけでなく「I to YOU=僕と君」という音や意味も含まれています。
またジャケットに水色の線で、この”I”と”YOU”の文字が隠れているのがわかりますか?
結婚をお祝いしたいと思った友人のイニシャルがIとYだからという意味もあるようですよ。
お祝いに自分の名前が含まれた曲が送られるってとっても嬉しいですよね。
MV
リリースより少し前の2015年4月22日に公式アカウントからYouTubeにMVが投稿されています。
投稿から3年目を迎えるこの動画には、海外コメントがたくさん見られます。
日本だけでなく世界中から人気を集めていることがこういった場所でも確認できてファンとしては嬉しいですよね。
歌詞を深掘り
先にも紹介したように、結婚をする友人に向けて作られたのが「アイトユウ」です。
結婚とは他人だった二人が家族になるという人生の中で数えるほどしかない素敵な瞬間だと思います。
そんな家族や大切な人に向けて歌われている曲ですが、実はPONの恋愛や結婚についての考えも含まれています。
どんな風に大切な人と生きていきたいと歌っているのかにも注目してみてくださいね。
隣にいる君が僕にとって見える幸せ
出会って何年だっけ
初デートはどこに行ったっけ
覚えてないなんて言ったら君は
ぎゅっとへの字に結んで
口も聞いてくんなくなった
それ見て僕は笑う
出典: アイトユウ/作詞:PON 作曲:PON