この曲を聴いて愛するということは何か、考えさせられた方も多かったといいます。
「イチブトゼンブ」の発表当時、松本孝弘は48歳、稲葉浩志は44歳。
ひと通りの恋愛経験、人生経験を経た40代だからこそ達した境地なのかもしれません。
恋人や身近な人に不満を感じている方は、一度じっくりとこの曲を聴いてみてください。
自分が相手に何かを求めすぎてはいないか、改めて考えるきっかけになるかもしれません。
7位 MOTEL
1994年に発表されたブルースの雰囲気が強く漂う異色のバラードです。
この時期のB'zは全体的な傾向としてブルースを意識したものが多く登場していました。
1作前のシングル「Don't Leave Me」もブルースロック、といえる雰囲気の作品です。
「MOTEL」は洗練された、というよりもどちらかといえば泥臭さや無骨さを感じさせる大人のバラード。
歌詞内容も非常にシリアスです。ここまで重厚なバラードはあまりB'zでは類を見ないといえるかもしれません。
曲全体に漂う重苦しさはまるで人生そのものの辛さを表現しているかのようです。
この迫力はB'zでしか表現できないもの。
思わず息を呑む音圧、人間の本質を突いた痛みを感じさせるような歌詞、その世界観は圧巻です。
6位 BAD COMMUNICATION
発表時はサンプリングが多用され、当時流行であったダンスビートを意識した仕上がりになっています。
バブル崩壊の直前に登場した曲この曲で歌われている悪い関係=BAD COMMUNICATION。
これは今となっては人間関係だけではなく、お金と人間との関係を物語っているようにも感じられます。
今ではこのままのアレンジで演奏されることはほぼありません。
ほとんどの場合、現在のB'zの音楽スタイルであるハードロックバージョンで披露されています。
ほかにも英語、ショートバージョンなど多数のバージョン違いが存在するこの「BAD COMMUNICATION」。
あなたのお気に入りはどのバージョンでしょうか。
いよいよ上位ランキングに突入!
いよいよここから上位5曲の登場です!
5位 Pleasure’91~人生の快楽~
ファンお馴染みの歌詞が変化していくこの「Pleasure91〜人生の快楽〜 」。
この曲の歌詞の一部はライブが開催される年ごとに変更されます。
なのでそのたびに「Pleasure2000 〜人生の快楽〜 」といったように年号が変わっていくのが特徴。
ファンは主人公の人生が進んでいく様子を楽しみにライブに訪れるのです。
極めて高い人気を誇る曲で、ベスト盤的選曲で開催される「Pleasureツアー」の名もこの曲に由来しているとのこと。
音源化されていないバージョンも多数ありますが、多くのものはライブDVDなどの映像作品に収録されています。