「不死鳥／SEKAI NO OWARI」歌詞に込められた深い意味とは？【コード紹介】

SEKAI NO OWARIの「不死鳥」は元気をくれる曲です。

不死身をテーマにしていますが、非常にポップな曲調なのでサウンドがスムーズに心に響きますよ。ピアノの調べがつかれた毎日を癒やしてくれる名曲。

やさしい曲調ですが、生きるということを深く考えさせてくれますので、人生に迷った時にオススメの楽曲ですね！

あなたが落ち込んだ時、凹んだ時、仕事で失敗した時、振らた時に勇気づけてくれる曲ですので、気分が落ち込んだ時にはぜひ聴いてみて下さい！

永遠の命と限りある生命がせめぎ合う「不死鳥」の歌詞の世界を見ていきましょう！

物語のようにストーリーが進んでいくので歌詞が自然と理解できる構成にまっていますよ。

この「不死鳥」という歌には人間とロボットが登場します。この2人を巡る物語が展開されますよ。

この2人の関係をチェックしながら歌詞の世界を見ていきましょう！

僕（人間）とロボット（女の子）が夏のはじめに恋に落ちます。

僕と女の子ロボットの違う点は女の子ロボットは不死身ということ。

「私」＝「女の子ロボット」ですね。

「女の子ロボット」は不死身なので、不死身ではない僕が羨ましいようです。

不死身には不死身の悩みがあるんですね。

隣の芝は青いということでもありますが、好き同士の2人ですからどちらかが不死身だと、不死身の方は相手を見送らないといけません。

そう考えると不死身も万能ではないのですね。切ないです。

女の子ロボットは不死身になって、その生きている間に僕を見つけたいといっています。なんともロマンチックな想いです。

不死身がなくなって有限な生命を手に入れることができたら「奇跡」なんですね。

普通は逆のパターンですが、SEKAI NO OWARIらしい面白い世界観です♪

その一方で僕は永遠の命を願います。

この2人のすれ違いが非常に切ないですね。相手を想って、自分を想ってした行動が裏目に出てしまうなんて切なすぎですよね。

永遠の愛を願いながら、それが実現できない逆の願いをしています。

人間とロボットは違います。限りある生命と永遠の命。

2人の住む世界はまったく異なるのです。その境界を越えてでも愛し合いたい2人ですが、この限界を超えていけるのでしょうか。

終わりのある世界と終わりのない世界。どちらがいいのでしょうか。

どちらも平等な世界です。終わりがある代わりに始まりがある。始まりがない代わりに終わりもない世界。

人間の世界は終わりのある世界です。

あなたはどちらの世界が好きでしょうか。

地獄でも天国でも君がいなけれはこの世界は存在しないのと同じ。

どんなにつらい世界でもどんなに幸せな世界で君といっしょにいなければ意味がありません。

永遠にいっしょにいられる世界で過ごしたいのです。

永遠に生きられるって一見とてもしあわせに見えますがそうでしょうか。

期限のない命では、毎日の生活がどうでもよくなります。努力しなくても永遠の命。目標すら立てなくても良いのです。

だって命が消えないからです。

仕事でも何でも期限があるから人間は行動します。期限というリミットがあるからこそ動くのです。

リミットがあるというのは制限があるような気がしますが、実はこの足かせがあるからこそ人間は行動して前に進む力を手に入れることができるのですね。

この制限がなくなれば自由になりますが何も生み出すこともなくなります。

怠惰な日常が続くだけなのです。