いったいどうすればいいのだろう
感情がreflection
頼りないemotion
憂鬱と悦の螺旋
欲望のfoundation
笑うimitation
本物はどれ?
出典: Answer/作詞:Koushi Asakawa 作曲:TAKESHI ASAKAWA
心を開いてくれるのをただ信じて待つというのもなかなか難しいものです。
いつまでたっても愛想笑いばかり浮かべる相手に対して、憤りを感じることもあるかもしれません。
真実はどこにあるのか?見つけたいのに糸口すら掴めない…。
答えを急いでしまうあまり、苛立ってしまうこともあるでしょう。
でも心の扉の鍵を見つけるまでは探し続けるしかないのです。
汚れた本音でぶつかっていく
彷徨うのも性
愛のマンダラ
ならば塗れて行けばいい
汚し合えたなら心のまま
解け合うから
出典: Answer/作詞:Koushi Asakawa 作曲:TAKESHI ASAKAWA
初めから本音でぶつかり合っていたはずの自分も実は本音では無いのです。
真実の愛だと思っていたけれど、それは都合の良い方に導こうとしていただけかもしれません。
自分の本音は思っていたより綺麗なものではありませんでした。
泥まみれの心でも、それが本当の気持ちならば相手に伝わるかもしれません。
本当の意味で心が繋がるのは、胸の奥をさらけ出したときなのです。
裏切られてもまた…
現実を信じては傷ついてまた光求め
focus on a naked blaze
出典: Answer/作詞:Koushi Asakawa 作曲:TAKESHI ASAKAWA
彼は裏切られた経験が何度もあり、その度に人を信じることが怖くなってしまいます。
ですが不思議なことにその記憶はだんだん薄れ、いつしかまた人を信じるようになるのです。
今度こそは真実の愛にたどり着けるのではないか?
荒んだ心に一筋の光が差し込み、心を綺麗に浄化していきます。
君の本音を教えてほしい
サビから伝わる願いとは?
壊れそうなほど捨て身で
愛を抱きしめるよ
例えそれが夢幻でも構わない!
終われない このままじゃ
ねぇ最後は君の
震える本音を俺に曝してくれ!
出典: Answer/作詞:Koushi Asakawa 作曲:TAKESHI ASAKAWA
サビの部分では、彼がありのままの自分をさらけ出している様子が分かります。
何もかも投げ出してもあなたのことを信じ続けていますという情熱的な気持ち。
この熱い想いは果たして相手の本音にたどり着くことができるのでしょうか。
"震える本音"というワードが、相手の心の弱さを表しています。
嘘をついて相手の本気度を伺っているのかもしれません。
何度も騙されていれば、普通は愛想を尽かしてしまうでしょう。
それでもずっと信じてくれる人が現れたとしたら…少しずつ歩み寄って行きたくなると思います。
相手の心の扉が何枚あるのかは分かりません。
でも彼は着々と1枚ずつ開き、真実に近づいているように感じました。
時折見せる素顔をパズルのように埋めながら、最後には本音にたどり着くのではないでしょうか。
歌詞の中では本音を見せたところまでは描かれていません。
でも彼の信念が変わらない限り、きっと扉が全て開くのは時間の問題ですね。
「Answer」に綴られているのは、相手に対しての想いや問いかけです。
それに対する答えは聴く人の心によって変わってくるのかもしれません。
このミステリアスな雰囲気が、何度も「Answer」を聴きたくなってしまう秘密なのでしょう。