鬼太郎のトレードマーク
あいつの下駄の音が
したんだ
追い越したら
誰かの影法師
あいつの下駄の音が
したんだ
後ろにいるあいつは
誰だろう
振り向くことなど
出来ないよ
見えない力を
見えたと思えば
消せない闇のその向こう
出典: GET A NOTE/作詞:池田貴史 作曲:池田貴史
ゲゲゲの鬼太郎のトレードマークといえば下駄です。
靴が当たり前のこのご時世、背後から下駄の音が聞こえたら完全にホラーです。
ついでに姿形が見えなくて、影しかそこにはないようです。
しかし鬼太郎は妖怪ですから下駄を履いていても、姿が見えなくてもご安心(?)を。
「見えない力」とは妖怪の仕業のことを指すのでしょう。
鬼太郎独特の世界観を歌詞の中でもさりげなく描写しています。
明るい曲調とダジャレ感満載のMVで薄れがちですが、よく歌詞を読めば怪談風の不気味さがありますね。
コーラス部分にも注目
歌詞だけではなく、コーラスにも注目です。
「カランコロン」って何?東京カランコロンのこと?……ではありません!
これも「GET A NOTE」なのです。
ゲゲゲの鬼太郎も今回で6シリーズ目となる長寿アニメ作品です。
最初のシリーズが放映されたのはなんと50年前!
その当時のテーマソングのひとつに『カランコロンの歌』というものがあります。
父母・祖父母世代にとってカランコロンといえば、鬼太郎の「GET A NOTE」なんですね!
こちらがコーラス部分のベースとなった『カランコロンの歌』です。
コーラス部分は、この『カランコロンの歌』を意識しているようですね!
ちなみに原作者の水木しげる先生は『カランコロンの歌』をはじめ、一部の主題歌で作詞を担当していました。
そのほとんどが、シンプルで子どもに分かりやすい歌詞を目指したのだそうです。
『GET A NOTE』も、いつものレキシ曲と比べるとスッキリした歌詞が印象的ですね。
アニメタイアップということで、そんな鬼太郎の作風を意識した歌詞作りになったのでしょう。
鬼太郎の必殺技!
ところで、鬼太郎の下駄を使った必殺技をご存知でしょうか?
その名もズバリ「リモコン下駄」です。
下駄を思いきり吹っ飛ばして敵を攻撃するものなのですが、なんだか見覚えがありませんか?
そう、MVでも下駄飛ばしまくり対決をしていましたよね。
歌詞だけでなくMVでもアニメの世界観を徹底追及するとは恐るべしです。
下駄の音だけで解釈を拡げさせたら、レキシは間違いなく日本一でしょう。
紅白歌合戦に登場するかも?
もうひとつのA面曲『SEGODON』は放送中の大河ドラマ『西郷どん』のパワープッシュソングです。
時代は幕末ですが、バブル時代を彷彿とさせる爽やかポップチューンとなっています。
そしてドラマの公式サイトでは爆笑間違いなしの特別ムービーが公開されています。
レキシどんと鈴木亮平どんの対決は必見です!
他にも出演者がレキシについてコメントしているムービーもありますよ。
「パワープッシュソング」新作動画をどどーん!と公開!|NHK大河ドラマ『西郷どん』
レキシさんが「西郷どん」パワープッシュソングを制作!!スペシャルムービーにはレキシさんご本人がもちろん登場!
『SEGODON』はあくまでもパワープッシュソング。
主題歌はほかにあるのですが、ここまでやってしまうとはすごすぎですね!
Eテレともコラボ中!
NHKとは、Eテレともコラボ中です。
子ども向け番組『みいつけた!』に『ひみつのヒミコちゃん』を提供しています。
タイトルから分かるとおり、卑弥呼がモチーフの作品となっています。
スイちゃんという女の子のキャラクターが歌っていて、とても可愛らしい一曲です。
二曲もコラボ中ですから、今年は紅白歌合戦の初出場もあり得るかもしれませんね!