ドラムを叩く方法にも「ダウンストローク」や「フルストローク」など、いくつかの種類があります。まずは「ダウンストローク」をマスターしましょう。
腕は動かさず、手首を使って強く打ち下ろしたあと、ドラムの表面から少し上のあたりでドラムスティックの先をピタッと止めます(これを「セットポジション」といいます)。
強く打ちおろしては、セットポジションで止める。これがダウンストロークです。セットポジションはドラムが上達するための大切なポイント。なぜなら、セットポジションを保つことで常にスティックが決まった軌道を描くことができるからです。
スティックの軌道が一定していないと、リズムがズレたり音のツブが揃わなくなったりします。
正しいフォームと叩き方を身につける練習
メトロノームを「♩=60」に合わせ、リズムに合わせて練習パッドを叩きます。「右手を8回→左手を8回→右・左の順番に交互で8回→左・右の順番に交互で8回」で練習します。
その際、下記のポイントに気を付け、正しいフォームで叩くことが大切です。
- 叩いたあと、セットポジションをキープ。手首が下がらないように注意する。
- 軽く握り、重力でスティックがスッと落ちるように意識する。
- 手首にスナップを効かせ、スティックを引き上げる。
正確なリズムをキープする練習
上記の練習と同じように、まずはメトロノームを「♩=60」に合わせ、右手、左手、左右交互に叩く練習をします。
このとき、メトロノームの音に合わせることに神経を集中させましょう。メトロノームと自分の叩く音があってきたら、少しずつメトロノームの速度を上げます。
「速度を上げて、メトロノームと自分の出す音を合わせる」を繰り返し、これ以上合わせることができないところまでチャレンジしましょう。
レベルアップに必要な心構え
最後に、上達するための心構えを挙げておきます。
- 毎日、とにかくスティックにさわる。
- 上で述べた基礎練習をマスターしたのちも毎日続ける。
- メトロノームが先生だと思う。
とても地味な練習ですが、どんな楽器も基礎をしっかり固めることが大切です。がんばりましょう!
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