UVERworldの新体制とは?
「Ø CHOIR」(ゼロ・クワイア)
「IMPACT」が収録されているアルバム「Ø CHOIR」(ゼロ・クワイア)。
まずは「Ø CHOIR」(ゼロ・クワイア)のタイトルについて考えてみました。
これまでサポートメンバーだったサックスの誠果がこのアルバムから正式メンバーになりました。
「 CHOIR」(クワイア)とは聖歌隊、合唱隊という意味の単語です。
「Ø CHOIR」(ゼロ・クワイア)の「Ø 」(ゼロ)は新体制のスタート地点と意味が込められているそうです。
つまり「Ø CHOIR」(ゼロ・クワイア)は6人体制になったUVERworldの始まりのアルバムなのです。
そして誠果の名前と「CHOIR」(クワイア)の聖歌のダブルミーニングもあるそうです。
誠果と作った「ゼロからの聖歌」という名のアルバムということですね。
零HERE~SE~
「IMPACT」はアルバムのリードトラックとしてMVが制作されました。
ラッパーのD.willsとJessica Imani Dawsonが「UVERworldの新しい世界がここから始まっていく」的なことを英語で歌っているのが1分ほどの曲である「零HERE~SE~」(ゼロヒアー)です。
「IMPACT」のMVでは「零HERE~SE~」でメンバーが登場しそこから「IMPACT」の演奏が始まります。
知らないで見ていると「零HERE~SE~」も「IMPACT」の一部に見えますよね。
アルバムを通して聴いても1曲め2曲めの順で並んでいるので組曲のように聴こえます。
英詞の意味は
Ladies and Gentlemen
Are you ready for DANCING?
Express
Mind
Scream
Dive
You can't fly?
Come on!
VICTORIA Go for it
ROUND
出典: IMPACT/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
「IMPACT」は英詞からはじまります。
この英詩パートは後でまた繰り返されて曲の大事なメッセージを伝えています。
伝わりやすく書かれているので読めばどなたでもわかると思います。
筆者が意訳した文を以下に掲載ますね。
「IMPACT」の歌詞、訳してみました
踊る用意はできてるか?
速攻できみの心へ送るぜ。
叫べ!
飛び込め!
きみは飛べるさ。
勝利の果てまで行こうぜ!
みたいな感じですね。
誰の心へ打ち込まれてるのか?
UVERworldは10代中半から30代前半の多くのファンを持つバンドです。
なんでも男性ファンに熱く支持されているのが特長だそうです。
失礼ながら40代半ばの筆者の筆者はUVERworldをよく知りません。
今回のこの原稿のために真剣に「IMPACT」のMVを何度も見ました。
YouTube公式チャンネルのMVだけでなく各種アップされている「IMPACT」のライブ動画を繰り返し、何度も何度も見ました。
それで筆者が思ったのはまずUVERworldは熱い!!ということです。
ライブの中で叫ぶし吠えるし、お客さんを煽りまくります。
現代の若い人はこうした熱さの押しつけみたいなのは苦手じゃないの? と単純に思いました。
しかし動画を見ているとこの熱さが観客の若者たちに受け入れられているようなのです。
声を枯らして見えない敵を拳で打ちのめさんばかりのUVERworldですが、たしかに熱いけれど、暑苦しくはないんですよね。
この高度情報化されたすべてが複雑な社会の中で音楽の力を信じる青年が世界に立ち向かっている感じですかね。
そうした炎の中にいるけれども、清らかで純粋な感じが若者の支持を受けている気がします。
瞬間を生きる
Let it go
打てよ ゴング 黙々と進み出すフロアへ
一滴の人生も 薄めて生きるつもりは無い
暴走する不満の行き場はLIVEへ
Go
そこの成れの果てまで
衝撃的265秒間 その身に起こる意識高揚に身を任せ
現実とは決別に踏み込む覚悟出来たなら
それなら行こう思い知らされる楽園へ
出典: IMPACT/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
英詞も日本語詞もわかりやすいですね。
不満の行き場がLIVEだとはっきり歌っています。
現実=あなたを縛る日常から離れる覚悟ができたらこい、だそうです。
熱くてストレートですね。
265秒=4分25秒
「IMPACT」の収録時間は265秒、4分25秒です。
そのままですね。
聴いていて意識が現実から飛んできましたか?