「どうして君を好きになってしまったんだろう？」は東方神起の永遠の名曲！！切なすぎる歌詞の意味を解釈！

「どうして君を好きになってしまったんだろう？」は東方神起が2008年に発売したシングル作品です。

東方神起は現在、ユンホとチャンミンの2人組で活動していますが、2010年までは5人組で活動していました。

この楽曲は2008年に発売されているので、東方神起がまだ5人組だったときの作品になります。

「どうして君を好きになってしまったんだろう？」は5人のハーモニーがとっても素敵な楽曲です。

シングルのカップリングには同曲のアカペラバージョンが収録されており、心地よい歌声に心が癒されます。

タイトルからも想像できると思いますが、とても切ない歌詞です。

自分自身の行動への後悔が歌詞から強く伝わってきますが、タイトルだけを見ると、好きになった事すら後悔しているようにも感じてしまいます。

たとえ良い結果ではなくても、好きになった事は後悔しないで欲しいな〜と個人的には思うのですが、なかなか人の心は複雑ですよね！！

今回は、ドラマ仕立てのMVや、歌詞の内容も深く掘り下げていきたいと思います。

「どうして君を好きになってしまったんだろう？」のMVには女優の藤井美菜さんが結婚していく女性の役で出演しています。

相手役は、俳優の村上剛基さんが演じていて、結婚する男性役……ではなく、結婚していく女性を見て後悔する男性の役です。

2人は大学時代に知り合い、仲間として過ごす時間が徐々に増えて、だんだん距離が縮まっていきました。

お互いに惹かれあいながらも、2人の間には交わされた言葉も約束も何もありません。

最近はわざわざ“付き合おう”なんて言わないとか、“そんなの察してよ”と言う男性が多いみたいですが、女性からしたら、そういうところはハッキリと言って欲しいですよね？

村上さんの見た目がなんとなく草食系男子っぽいので、彼は2人の関係が壊れるのを恐れて“付き合おう”の一言が言えなかったのかな〜なんて想像しちゃいました。

そうこうしているうちに、あっという間に大学の4年間は終わり、久しぶりに会った彼女から衝撃の一言。

「わたし、結婚するんだ」と。

MVでは、彼女の結婚式と、それに友人として参列している彼のカットがほとんどです。

彼は気持ちさえ伝えていれば、間違いなく今頃は彼女の隣に行けたことでしょう。

でもそれをしなかったばかりに、複雑な思いを抱えながら彼女の晴れ姿を見ることになってしまいました。

自分がなりたかったのは“彼女の1番の親友”ではなかったのですが、時すでに遅し……！！

女性の方がわりと現実的に物事を考えるので、いつまでも叶わない恋にはとらわれず、新しい道を選びました。

彼のどうにもならない思いが儚く切ないドラマになっています。

藤井さん、村上さんの表情の演技がとても素晴らしいので是非ご覧になってみてください。

この楽曲の“どうして”にはいろんな意味が含まれているように感じます。

この部分は、結婚していく彼女に対する“どうして”。

いつも一緒にいたから、当然ずっと一緒にいてくれるものだと思っていた彼は、彼女が予想外の道を選んだ事に驚いてしまいます。

“どうして僕じゃダメだったんだろう”と少なからず思ってしまうはず！！

2人は付き合っているわけではないので、もちろん彼女の選択は間違っていません。

彼もそれを分かっているので、彼女を責める資格もなければ、止める権利もないのです。

そんな歯がゆさがこのフレーズに込められています。

この部分は、彼女に気持ちを伝えることができなかった過去の自分に対しての“どうして”。

あの時、“好きだと伝えていたら”“もし彼女を抱きしめていれば”という、所謂タラレバです。

自分の気持ちに気づいていたし、おそらく彼女の好意も少なからず感じていたと思います。

先延ばしにして上手くいくことなんてありません。

美味しいものは美味しいうちに！鉄は熱いうちに打て！ですよ♪♪

“友達以上恋人未満”という言葉がありますが、恋人でないならばそれはただの友達です。

友達なので、彼女の結婚式にも参列することになりました。

彼女のおめでたい日なのだけど、自分の心の中は涙で溢れています。

自分以外の人と幸せになる姿を見るのがこんなに辛いなら、気持ちを伝えて傷つく方がましだったかもしれないですね。