アップテンポな電子音が好評!「おこちゃま戦争」
イントロ部分から特徴的な電子音で始まる「おこちゃま戦争」。
頭に残るリズム感はギガPさんが手掛けた楽曲なだけあります。
ボカロ特有の早口な歌い方も相まって非常にノリの良い曲調です。
聴き流すだけでも気分が上がるような楽しい曲と評価されています。
ケンカをしているんだけど可愛らしさがある
「おこちゃま戦争」はタイトルからもなんとなくイメージできるように兄弟がケンカしている歌です。
ケンカと一言でいっても様々なイメージが出てきます。
その中でも「おこちゃま戦争」のケンカはトムとジェリーのような雰囲気。
本人達はすごく真剣にケンカをしているのですが、とても可愛らしい感じです。
軽い曲調やキャラクターの可愛さがポップで楽しい雰囲気のケンカをイメージさせてくれます。
動画も面白可愛いと話題に
「おこちゃま戦争」は曲が良いのはもちろんのこと動画もぜひ見てもらいたいポイントの1つです。
全体的にピンクで可愛らしい色合いに統一されており、軽い感じが出ています。
またリズムに合わせてキャラクターが動くのも見ていて面白いポイント。
初見の人は1度は執事の動きでクスッと笑ってしまった経験もあるのではないでしょうか。
「おこちゃま戦争」の歌詞解釈
ドタバタな始まり
昔々のそのまた昔とある貴族の仲良しな兄弟ry(以下略称)
「ちゃんとやれ!」
じいやが呼ぶ 席につけ よーいどん!
ナイフとフォークで応戦いたしますの
だって僕らはブルジョアの立派な立派な貴族様なんですですの
ひれ伏せ愚民 君との違いを ヴァイヴァイスロイ 見せてやるぜ
出典: おこちゃま戦争/作詞:れをる 作曲:ギガP
「おこちゃま戦争」は初っ端から兄弟のバチバチとした雰囲気から始まります。
歌詞を見るにどうやらケンカをしている2人は上流階級の人間のようです。
ヴァイヴァイスロイ
出典: おこちゃま戦争/作詞:れをる 作曲:ギガP
この言葉は所説あるようですが、英語のViceroy。
国王の代理を務める「副王」という意味ではないかといわれています。
歌詞5行目から鏡音リンが歌っており、この曲のリンの性格がよく分かる言葉が多く出ている様子。
特に最後の歌詞の行からは自信過剰な性分ではないかと推測することができます。
どんなこともケンカの火種になる
おいまてまて また勝手にそんな見抜けるようなハッタリかまして
はーいはーいはいはい お兄様の仰せのままに(笑)
出典: おこちゃま戦争/作詞:れをる 作曲:ギガP
自信過剰と見栄も少し混じっているのかちょっと大きく言い過ぎた弟を止める兄。
副王の地位についているのは自分の親なので、弟自身には副王の力なんてありません。
兄の言っていることは間違っていないのですが、弟としては兄の忠告を素直に受け入れる気はない様子。
歌詞2行目のように、怒らせることを目的としたような返事をしています。
実際にこんな返事をされてしまったら誰だってカチンとくるでしょう。
2行目語尾のせいで、兄をおちょくっている感じがよりにじみ出ています。