山猿【Happy Birthday】歌詞の意味を解釈！涙がいらない理由とは？咲いた花が表すものに迫る

バースデーソングは、その人の誕生日を祝う曲です。

この楽曲も大切な人の誕生日を祝う曲となっていますが、誰へ向けたバースデーソングなのでしょうか？

この歌詞から、この楽曲は親から子供へ向けたバースデーソングであることが分かります。

誕生日は大切な我が子が産まれた日であり、我が子と出会えた日です。

冒頭の歌詞ではその喜びが歌われています。

当たり前のように、いつも一緒にいる家族。

でもこうして家族として一緒にいられるのは、一種の奇跡なのかもしれません。

世界には70億を超す人々が暮らしています。その中から一組の家族を選び、産まれてくる子供。

歌詞の2行目では神様に感謝の気持ちを伝えています。

産まれてきてくれたことに対する感謝と共に、巡り会わせてくれたことに感謝しているのでしょう。

誕生日は本人だけでなく、家族にとっても特別な日です。なぜなら、「君」と出会えたから。

でもそのことに気付いている人はいるのでしょうか。

この歌詞からは、君と出会えて良かったよ。そんな優しいメッセージを感じ取ることができます。

飾り付けられた部屋とテーブルに置かれたケーキ。そして幸せそうに主役を見つめる人達。

その光景を思い浮かべるだけで、とても幸せな気持ちになってきます。

ちょっとした音にも反応してワンワン吠える近所の犬。

いつもならうるさいなと感じる犬の鳴き声も、今日は気になりません。

クラッカーを鳴らすたびに吠えますが、その鳴き声はお祝いを言っているようです。

星空もお祝いを言っているように見えます。それだけ、誕生日を楽しんでいるのでしょう。

この歌詞からは、家族や友達と幸せな時間を過ごしている姿が思い浮かんできます。

プレゼントと共に贈られる「お誕生日おめでとう」の言葉。この言葉には愛が詰まっています。

家族や友人が誕生日を祝ってくれるのは、その人のことを大切に想い愛しているからです。

歌詞の1行目、2行目からはそんなメッセージを感じ取ることができます。

そして歌詞の3行目で花束はいらないとあるのは、「愛」だけで十分と考えているからです。

プレゼントも嬉しいけど、お祝いしてくれるだけで幸せだよ。

そんな主人公の想いが込められているのでしょう。