マカロック到来!

【マカロニえんぴつ】ライブ定番曲TOP5を徹底解説!ライブセトリ定番曲でライブの雰囲気をつかもう!の画像

マカロニえんぴつが奏でるロック、略してマカロック

ロックに「正確」という表現はあまり適さないかもしれません。

しかしマカロックは不思議とこの言葉がしっくりきます。

驚くほどピッタリ揃った彼らの演奏。

アップテンポの曲であるほどその魅力を感じることができます。

正確なロックって...と変に思わず、1度耳を傾けてみてください。

新感覚のロックに触れることができますよ。

音楽大学に入学したわずか2か月後にはバンド活動を開始。

大小問わず、様々なステージ、スタイルでライブを重ねています。

ここではライブで定番となっているTOP5曲を解説。

ライブに行ったことがある方はライブの臨場感を再び。

マカロックライブ未経験者の方は、是非ライブに行った気持ちになってお楽しみください。

第5位:ハートロッカー

録音ミス? それとも狙い?

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2015年12月2日にリリースされた2nd mini album『エイチビー』の収録曲。

1st mini album 『アルデンテ』から1年も経たないうちに発表されました。

冒頭、多分ボーカルのはっとりによると思われる小さな咳払いが聞こえます。

それをも曲の一部にしてしまうという、とてもユニークな構成

超アップテンポでありながら最後まで一糸乱れぬ演奏は圧巻です。

中でもキーボードのアレンジが美しく、ロックでありながらジャズの世界をも彷彿させます。

ハートロッカーの意味

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タイトルの「ハートロッカー」のハートは心を意味するハートではありません。

損傷・苦痛を意味するハート。

過去には2010年アカデミー賞を受賞した"The hurt locker(邦題:ハート・ロッカー)"という映画が公開されています。

その際、hurt lockerとはどういう意味? という疑問がアメリカ人の間でも起こったようです。

米俗語歴史事典によると、hurt lockerは米国の軍隊における俗語であるとの説明が。

極限まで追い詰められた状態。

やっかいな状態。

不利な状況。

苦境に陥って。

どうやらはっきりとした訳付けをするのが、少し難しい言葉のようです。

そんな言葉をあえてタイトルにしたこの曲。

ボーカルであり作詞者であるはっとりの歌詞に込めた思いを、タイトルからも読み取ることができそうです。

第4位:レモンパイ

人気バラエティ番組のエンディング曲

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2018年10月3日に発売されたセカンドシングル

TBSテレビ『王様のブランチ』のエンディングテーマとして聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

ライブの1曲目としてよく演奏されます。

小気味好いキーボードとドラムの演奏で曲はスタート。

徐々にギターが重なり、歌が始まります。

自然と体がリズムを刻みだす少しレトロ感を残したイントロは、ライブのオープニングにぴったり。

これから始まるマカロックの音楽世界を、全身で感じる準備体操のためのような曲です。

照れ隠しのためのアレンジ

好きな人が目の前にいるのに、それをうまく表現できない。

どうしたらいいのかわからない。

そんな悶々とした気持ちを軽快なリズムに乗せサラッと歌いあげています。

はっとり自身が語る「照れ隠しのアレンジ」

歌詞切ないのにアレンジはハッピーという、まさにはっとりが得意とするスタイルが確立されています。

甘酸っぱい恋心を甘酸っぱいレモンパイに置き換え

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歌詞の中でタイトルであるレモンパイの表現が3回登場します。

最初は、甘くて残したレモンパイ。

次に、甘すぎたようだレモンパイ。

最後に、甘すぎるくらいがいいねレモンパイ。

このレモンパイに対する表現の違いで、見事にこの曲の主人公の心の機微と移り変わりを捉えています。

4人組の男性ロックバンドが歌うには少しかわいすぎるタイトル

青臭くもあり照れ臭くもある場面を想像させる歌詞。

それをライプの冒頭にもってくるところが、マカロックたる所以かもしれません。

曲を聴き終わるころにはきっとレモンパイが食べたくなっていますよ。

第3位:ブルーベリー・ナイツ