【マカロニえんぴつ】ライブ定番曲TOP5を徹底解説!ライブセトリ定番曲でライブの雰囲気をつかもう!の画像

2019年2月13日にリリースされた4th mini album『LiKE』の収録曲。

歌詞と曲調のギャップが彼らの魅力のひとつです。

しかし本曲ではあえてその路線から離れるチャレンジをしています。

歌詞の主人公のやるせない気持ちやもどかしさをストレートに音で表現。

マカロニにとっての新境地を感じる曲になっています。

ボーカル はっとり自身が出演するMVにも注目

女性を挟んで男性が2人、3人でベッドに横たわっています。

夜明けまで飲み明かし、いつのまにか眠ってしまったのでしょう。

全員熟睡しているのかと思いきや、女性はひとりベッドから抜け出しベランダに出て夜空を眺めにいきます。

友達同士という関係性を壊さず、そのままいられればいいのですが。

なかなかそうはいかないようです。

MVの中では、はっとりが歌詞の主人公を演じているようですね。

冷めないで 消えないで そう願ったって遅いのに

出典: ブルーベリー・ナイツ/作詞:はっとり 作曲:はっとり

曲中何度も繰り返されるこのフレーズ。

叫ぶよう、絞り出すように歌われます。

今更遅いのはわかっているのに、そう願わずにいられない主人公の切ない気持ちがストレートに飛び込んできます。

失恋をしたことがある人なら、誰でも思う気持ちではないでしょうか。

そしてそんなことは無駄であることも知っている。

吐き出さないとどうにかなってしまいそうな思いが、叫びとなってライブ会場にいる聴衆に響きます。

ブルーベリーが表すもの

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この曲でも女子力高しのブルーベーリーという単語がタイトルに使われています。

しかし第4位でご紹介したレモンパイの甘酸っぱさとはちょっと様子が違うようです。

運命の誰か、あたしを掬って食べて
誰でもいいよ、あたしを潰して舐めて
マイ・ブルーベリー・ナイツ

出典: ブルーベリー・ナイツ/作詞:はっとり 作曲:はっとり

ブルーベリーの果肉はやわらかく、スプーンですぐに潰すことができます。

潰すと深い紫色の果肉でべちゃっとした状態に。

もうどうでもいい、誰でもいいから自分を相手にして欲しい。

そんなドロドロした感情をこのブルーベリーが表している気がします。

第2位:ミスター・ブルースカイ

ライブエンディングの定番曲

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2017年12月6日にリリースされた初のフルアルバム『CHOSYOKU』の1曲目に収録されています。

猿も木から落ちるし、正義は平気で嘘をつく

出典: ミスター・ブルースカイ/作詞:はっとり 作曲:はっとり

誰もが良く知ることわざで曲はスタートします。

1度聴いたら忘れない印象深いフレーズです。

時には失敗することもある。

その時良いと思っていても、コロッと変わることもしばしば。

それが人なんだから仕方ないよ、と納得しようとしている自分がいます。

曲のテーマはずばり「別れ」

別れはどんな時も辛く悲しいもの。

でもただ暗くひたすら立ち止まっているのではなく、青空に語りかけます。

自分の気持ちを整理し、次に進むために。

この曲が作られる前にドラム担当が脱退、5人のメンバーが4人となりました。

夢を追いかけた大切な仲間との別れ。

その時の気持ちを歌詞にし、自分を元気づけようとしていたに違いありません。

盛り上がるライブ会場で終わりを告げるのは非常に酷なこと。

だけどこの歌詞にあるように、難しいながらも別れを受け入れる。

そんな姿がライブのエンディングとしてぴったりはまるのかもしれません。