手を挙げて 叫んでいるのを
誰かがきっと見ているから
怖がらないで 貴方は貴方の
生命だけを輝かせて
出典: 鯨の唄/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
「鯨の唄」は、辛いときに聴くと、より胸に響くような優しい楽曲です。
1行目の歌詞からは「私はここにいる!」と自分をアピールしているような印象を感じます。
辛いときに「助けて!」と助けを求めているようにも捉えられる場面です。
そして2行目にあるように、そのような頑張りは「きっと報われるから」と応援してくれているのでしょう。
3〜4行目では、背中を押してくれるような様子を読み取れます。
このまま「夢」に向かって頑張って!と言ってくれているように聴こえる場面です。
おすすめ曲ランキング!後半(5〜2位)
やはりミセスというとエールソング、というイメージだった前半。それではこれから上位にはどんな曲が連なるでしょうか?
それでは後半戦、行ってみましょう!
5位「パブリック」
2016年1月にリリースされたファーストアルバム「TWELVE」に収録されたコチラ。
初期の楽曲の中でも特に人気の高いこの楽曲は、若々しいエネルギーに溢れたブルースロックナンバーです。
ミセスの特徴と言えば、暗いテーマであっても必ず明るい力を感じさせる力強さですが、この楽曲ではそんな彼らの魅力を特に強く感じられます。
知らぬ間に誰かを傷つけて
人は誰かの為に光となる
この丸い地球に群がって
人はなにかの為に闇にもなる
出典: パブリック/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
「パブリック」は、リズムに乗りやすいメロディーと力強い歌声が特徴。
そこに込められたのは「社会全体」を考えるという壮大なメッセージです。
誰かの「光」になることもあるが、その行為は「闇」になっている場合もあるのだ。
このような意味を読み取ることができます。
この楽曲を聴くと、自分の行動を改め直したいと思う方も多いのではないでしょうか。
それくらい強いメッセージを感じます。
4位「サママ・フェスティバル」
2016年6月にリリースしたセカンドシングルであるこちら。
ミセスが得意とするシンセアレンジが光る、夏らしいカラフルでポップなナンバーです。
夏の朝、海に向かう車中で流したい、アップテンポでアガる夏の新しい定番曲ですね。
メグリメグル中 君を見つけた
運命の出会いを信じてみましょう
wow wow サンサン太陽 wow wow ギラギラ浴びて 遊ぼう
サママママフェスティバル ワクワクしちゃうよね
出典: サママ・フェスティバル!/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
「サママ・フェスティバル!」は、暑さの中に爽やかさも感じられる、夏らしいリズムと歌詞が印象的。
その中でも「運命」を大切にしていこうという思いを読み取れる楽曲です。
「青春」を謳歌している時期に聴くことでその爽やかさが増すような雰囲気を感じます。
歌詞の中にも「夏」を感じさせるワードがたくさん使われているのがわかるでしょう。
「サママ・フェスティバル!」は、聴いて「夏」の暑さを楽しんで乗り越えられるような楽曲です。
3位「WanteD! WanteD!」
2017年8月にリリースされた5枚目のシングルであるコチラ。
実は著者がいちばん好きなのはこのナンバーなのですが、何がスゴイって楽曲作りの才能ですね。
ここ数年、全世界的に音楽界のメインストリームと言えばEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)かと思いますが、
こちらはまさにそんなテイストど真ん中のナンバー。
ボーカルの高い歌唱力は他の楽曲からよく存じ上げていましたが、歌唱力よりもむしろ、この楽曲から強く感じるのはシング・スキル(歌唱技術)です。
息継ぎのタイミングからテンポ、スタッカートやファルセットまで、完璧にEDMの歌い手をこなしています。
MVでは、スモークやカラフルな照明で煙るクラブでのシーンなど、これまでに見せてこなかったアダルトな雰囲気が香ります。