【ビロードの闇/KinKi Kids】打ちひしがれ事件てなに！？詳細を徹底解剖！歌詞情報あり♪

「ビロードの闇」は、デビューシングル「硝子の少年」を彷彿とさせる哀愁漂う楽曲です。

KinKi Kidsの楽曲で言えば「僕の背中には羽根がある」なども似ており、こういったもの悲しさを表現できるのはKinKi Kidsならではですよね。

作曲はSMAPの「＄10」や「青いイナズマ」、KinKi Kidsなら「ユメハジメバナ」や「宝石をちりばめて」を担当した林田健司です。

作詞は、古典的な言葉を使った作風で注目を集めるSatomiで、中島美嘉の「雪の華」やKinKi Kids「雪白の月」などがあります。

ラテン系のエキゾチックな曲調や独特な言葉遣いで表現された切ない歌詞が印象的です。

オリコン週間ランキング1位を獲得し、2005年6月度月間3位や年間24位などかなり上位にランクインした楽曲ですね。

このシングルには初回限定盤と通常盤があり、今回は共通カップリング曲「春雷」のほかにそれぞれの限定トラックがあるんです。

初回限定盤には「10 years」と「ビロードの闇」のバックトラック、そして通常盤にはKinKi Kidsのコンサートで歌われたライブバージョン「Anniversary」が収録されています。

残念ながらシングルの初回限定盤にはMVは収録されていないんですね。

もしMVを見たいのであれば、2011年11月9日にリリースした12thアルバム「K album」の初回限定盤についているDVDに収録されています。

KinKi KidsのアルバムはAからスタートしてNまでリリースされていますが、KinKi Kidsの”K”ということで、かなりボリューミーな特典になっているんですね。

なんと、デビュー曲「硝子の少年」から「Time」までの31曲のすべてのMVが収録されているんです。

いろんなKinKi Kidsの表情を見ることが出来るので、ぜひチェックしてくださいね！

「ビロードの闇」を紹介する時には、かならず語られるのが「打ちひしがれ事件」ですよね。

この事件は、ファンの間では記念日になるほど、有名なんですよ！

事件が起こったのは2005年の6月10日の音楽を生放送で送る番組「ミュージックステーション」です。6月3日から3週連続で登場しており、「ビロードの闇」の2回目の披露の時でした。

「ビロードの闇」の1番で堂本光一が歌詞を間違えてしまうんですね。

• 「僕らは夢見ることさえ許されないだろう」→「僕らは一人で打ちひしがれるだろう」

そして、堂本剛もこの間違いに笑ってしまい、次の歌詞を間違え、歌えなくなってしまったのです！！

クールで切ない曲を歌っているにもかかわらず、ニヤニヤと笑いが止まらない2人。

生放送なのでそんな様子もばっちりと全国放送されたわけですね。

アーティストとしては”やってしまった！”という感じですが、ファンとしては普通なら見ることのできない素の二人の表情を見ることが出来て歓喜した方も多いのではないでしょうか。

堂本剛は完全に撃沈してましたもんね。

めったに間違うことのない堂本剛が、堂本光一につられたというだけでも、かなり珍しい光景なんですね。

さらに面白いのは、翌週にも出演したKinKi Kidsの緊急反省会が行われ、どういう状況だったのか詳しく説明してくれました。

堂本剛は10年も一緒に居るので、間違えそうだという雰囲気を感じ取っていたようで、2回目の「打ちひしがれるだろう」というフレーズを聴いた時には、よけいに動揺をしてしまったんだそうです。

その日のリハでも同じ個所でも間違えていたという堂本光一でしたが、本番はきちんと踊ることが出来、みごとな「ドヤ顔」を見せていましたね。

この生放送で、「ダンスを踊っているときに声がぶれない」という理由から、”ダンス中は口パク”なんて疑惑をかけられていたKinKi Kidsは、この激しいダンスの中で本当に歌っているということを証明することになりました。

この事件のおかげで、KinKi Kidsの高い歌唱力も評価され、KinKi Kidsの仲のいい姿を見れたファンにとって記念日となったのでした。

Twitterなどでは、6月10日になると賑やかになりますよ。