和訳解釈してみるとこの歌詞はこういった意味を表現しています。
雑誌の表紙を飾るモデルに憧れて自分を少しでも綺麗にかつ個性的に表現しようとする女子心…。
そんまワンシーンが見える一節です。
この「シネマの中の~tell me?」までの歌詞は、歌い出しと最後を含め全部で6回も曲に入っています。
繰り返し歌われるだけに、曲の大事な部分と言えるでしょう。
転んで振られても諦めたくない
いつもの遊びの
ウォーキング&ポーズ
公園はパリコレ
Girlsの気分はまるでスーパーモデル
We're so hot! We're so fly!
つまづいて転んで LOL
なんで振られたのかわからないのWhy? oh why?
このままで終れない生まれ変わりたい
Give up! Ice Cream-n-Chocolate.
Oh no!
出典: 作詞:michico,Lamont Dozier,Brian Holland,Eddie Holland 作曲:T.Kura,michico,Lamont Dozier,Brian Holland,Eddie Holland
「公園でいつもの遊びでウォーキング&ポーズ…。
そんな少女達は皆パリコレのスーパーモデル気分になっていた。
私たちはイケてるし、クールでかっこいいって!
でもある日、つまずいて転んで周りに大笑いされた。
それからなんで彼に振られたのか分からないの。
こんなに私はイケてるのにどうして?何故?
私はこのままでは終われないし、もっと綺麗に生まれ変わりたいの。
だからあきらめるわ!
痩せるために大好きなアイスクリームとチョコレートを。
ああ、いやだ!」
ここの歌詞はそんな意味が表現されています。
思春期を思わせる女子が表現されている部分
「パリコレごっこしている少女」とは、思春期の女子を連想させますね。
たとえば「鏡の前で手持ちの服で着せ替えショー」をする時と若干似ているように思います。
自分で自分にある程度自信があるのに、意中の彼に振られた理由が分からない…。
そんなところが、滑稽ながらも可愛らしいですね。
ある意味、歌の中の少女は自分の事が客観的に見えてない時期だとも言えるでしょう。
それでも諦めない女子心♪。
「自分の好きなお菓子をやめて、痩せてもっと綺麗になり見返してやるー!」と思うたくましさを感じます。
ここで第三の歌詞が登場
前述の通り、この曲は「シネマの中~」の歌詞のパターンが何度も繰り返されます。
そんな中、ここで3つ目の歌詞が登場します。
流行が中心の日々
コーナーに出来た噂のサロン
予約は2ヶ月待ち
Girlsの興味はいつも流行の中
What's in? What's out?
プランが台無し OMG
因にうちのパパはその昔 MMK
ショー・ウィンドウにはまた新しいシューズ
Excuse me!
マイ・サイズを試したい
出典: 作詞:michico,Lamont Dozier,Brian Holland,Eddie Holland 作曲:T.Kura,michico,Lamont Dozier,Brian Holland,Eddie Holland
「街角に出来た、予約が2ヶ月待ちの噂のサロン。
少女達の興味はいつも流行の中心。
何が流行りなの?何が流行遅れなの?
計画は台無し、何てことなの。
ちなみにうちのパパはその昔、モテてモテて困っていたの。
ショー・ウィンドウにまた入った新しい靴が気になるわ。
すいません!その靴、私のサイズで試し履きしたいわ。」
ここの歌詞はそんな意味になります。
父親を引き合いに強がっている愛らしいシーン
女子達の興味は流行とファッションと靴とヘアースタイル。
少しでも綺麗になりたいと最新流行を追い、切磋琢磨している少女の姿が浮かびますね。
計画は台無しとは、サロンの予約が取れなくて思うように綺麗になれなかったから?
それともお菓子をやめてダイエットするつもりができなくて失敗したから?
あるいはその両方の事を指しているのかもしれません。
いずれにせよ、計画通り綺麗になれなかった…。
けれど、少女のパパは自分と同じように若い時はモテモテだった!
父親を引き合いに出して強がっているのを歌詞から感じますね。