私立恵比寿中学【結ばれた想い】歌詞の意味を考察！走り続ける原動力は？失敗だらけで終わりたくない！

なんと、ここへ来て歌詞が繰り返されました。

つまり「曲が終わりに近い」ことを意味しています。

さて、ここでも登場する「音」は、もしかしたら主人公達の発した「声」ではないでしょうか。

だとするならば、この冒険は永遠に終わりません。

なぜなら、過去に出した音を頼りに進めば同じ場所を堂々巡りすることになるからです。

先ほど「堂々巡り」と書きましたが、実はまだ望みがあります。

どういうことでしょうか。

主人公達は、真上・真下から見れば同じところを回っています。

しかし3次元的に見た場合「らせんを描きながら上昇している」ことも考えられるのです。

そしてそのように仮定すると、走りながら空へ上っていくという描写と合致します。

主人公達が空高く宇宙まで到達したなら、そこで探していたものが見つかるのかもしれません。

最後まで読んでみたものの、色々と謎が残された「結ばれた想い」の歌詞。

このMVを観ると、その謎が解けるかもしれません。

実はこのMVは「カルピス」シリーズのプロモーション企画で作られました。

アニメのMVは5組のアーティストによる楽曲と5話のストーリーで構成されています。

私立恵比寿中学はそのうちの第1話を担当。

MVでは「星の見えない都会の夜空」が登場します。

そして「星がなければ七夕に織姫と彦星が会えない」と考えた女子高生。

歌詞はこの「織姫と彦星」、そしてこの女子高生達の物語が重層的に描かれています。

全5話あるアニメを観るとわかりますが、途中女子高生達は気持ちのすれ違いも起こしました。

歌詞から浮かび上がってくる「明確な行き先がない」感じがこの女子高生達に重なるのです。

また「思い出」というのは、七夕の物語を思い出すと理解できます。

• 織姫と彦星が愛し合った楽しい日々
• 仕事をしない2人に罰が下った日
• 七夕の日に雨が降ると2人は会えないという伝説

こういった内容を歌詞の中から読み取ることができるのではないでしょうか。

以上の背景を踏まえてみると、「結ばれた想い」はなかなかロマンチックな歌詞ですね。

これで、歌詞の解釈を終わります。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

OTOAKEでは、私立恵比寿中学の楽曲解説を掲載しています。

ここではその中から2曲、オススメ記事をご紹介しましょう。

「結ばれた想い」のA面曲が「トレンディーガール」です。

こちらの記事では、MVについて解説をしました。

「トレンディーガール」の1つ前にリリースされたシングルが「でかどんでん」です。

「でか」に色々なものをかけたものが登場するMVをここでは解説しています。