周囲の批判に左右されない
終わらない想いの先の
僕らの答えが
掴めない幻だって
誰かに指を刺されても
叶えられない望みは
この手で守ると
僕は決めていたから
壊れそうなその手と共に
出典: 答/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
理想を追い求めれば、批判を浴びることもあるでしょう。
「周囲の意見に左右されない」ことで理想へと着実に近づくことができます。
その代わり、「自分の考えをもつ」ことは良くも悪くも目立ってしまうものです。
夢想家だと指を刺されれば、前までの主人公なら「不正解」を恐れていたでしょう。
でもここでは阿部真央が守ってくれます。
理想が叶うかどうかは自分次第です。
他人の意見で決まる訳がありません。
後はいかに心を守り、未来へと歩みを進めるかどうか。
立ち止まる暇はありません。
「あなた」とともに
終わらない想いの先で
たどり着く答えが
意味の無い紛い物だって
あなたが嘆き叫んでも
愛されたいと泣いていた
あなたを守ると
僕は決めているから
そうあなたと見つける
その答えを
終わらない想いの先で
出典: 答/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
他人に何を言われても、「あなた」自身がどんなに否定したとしても、守り抜く。
「あなたのため」という押し付けではなく「阿部真央の意思による決断」というニュアンスが素晴らしいです。
無理に介入したり、思い通りにしようとする訳ではありません。
あくまで阿部真央は第三者の立場で支えようとしているのです。
とても心強いですね。
これから先も悩み続ければいい。
「答え」が出せずにもがき続けてもいい。
でも、足を止めずに走り続けた先で、きっと2人で未来を掴み取ることができるはず。
「不安」を払拭してくれるエネルギーに満ちた歌詞でしたね。
阿部真央の変化
一歩先で手を差し伸べる
歌詞を読み進めるうちに気が付いたことがあります。
10年前に比べ、「阿部真央が誰かを先導する」ような歌詞が増えた気がしました。
デビュー当初は模索しようともがく姿や、「自分」が主体となる表現が多かった印象です。
ですが、今回深く歌詞を読み解くことで彼女の人としての成長が感じられた気がします。
結婚や出産など、様々な経験が彼女に影響を与えたのかもしれません。
一歩先へと進んだ阿部真央は、今もなおリアルな声で寄り添ってくれます。
最後に
阿部真央の「答」はいかがでしたか?
2019年4月現在、アニメ「消滅都市」はスタートしたばかりで、その詳細が明らかになっていません。
ですが、このパワフルなメッセージはきっとアニメの世界感を意識したものだと思います。
登場人物の心情と自分を重ね合わせていることも考えられるでしょう。
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パワフルな歌唱にも注目です。
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「切ない」と思ったときは、この楽曲を聴いてとことん恋心に浸ってしまいましょう。
歌詞を深く読み解くことでより親近感が湧くはずですよ。