1行目では「今」という単語が3回登場しています。

この「今」という単語ですが、すべてが違った今を指しています。

最初の「今」は現在を、「今まで」は過去を、そして最後の「今の続き」は未来のことでしょう。

ここでは流れ続ける時間を表現しています。

今という時間は次々に過ぎてゆき、過去になっていきます。

しかし今という時間は同時に、未来に繋がっていくものでもあるのです。

そんな時の流れの中で、これまで大切にし続けてきた本音をぶつけ合い、わかりあうことができた。

この楽曲は、そんな素敵なエピソードで結ばれています。

あなたの「本当の気持ち」を大切に

自分の中では確実に渦巻いているのに、なかなか表に出すことができない本当の気持ち。

本音ばかりを出すとどうなるか、そのリスクを理解している大人だからこその葛藤が描かれていました。

きっと大半が感じたことのある感情をテーマにしていましたから、共感できる部分が多かったかもしれませんね。

本音と建前。

状況を見極めて使い分けることが望まれる両者の狭間で、人はこれからも迷い、悩み続けるのでしょう。

それでも、その葛藤を恐れないでほしい。わかり合える瞬間は必ずやってくるから。

そんな風に、優しくわたしたちを包み込んでくれる彼らの楽曲、『ほんとのほんと』をご紹介しました。

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