OneRepublicとは

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2002年に、シンガーソングライターのライアン・テダーを中心にコロラド州コロラドスプリングスにて結成。
2003年に大手メジャー「Columbia records」と契約を結ぶが、3年後に突如脱退する。人気音楽プロデューサーの「Timbaland」に発掘され、「Mosley Music Group」と契約を結ぶ。
2007年11月20日に、1stアルバム「Dreaming Out Loud」をリリース。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ワンリパブリック

アメリカのロックバンドOneRepublic

2002年バンド結成。

メジャーデビューまでには月日が流れ、かなり紆余曲折があったようです。

ロックバンドにしては珍しく硬派な感じがします。

彼らの人生観や音楽性などが表れているのかもしれません。

ヴォーカルのライアン・テダーのクリアな歌声がドラマチックな曲の世界を演出していますね。

イギリスの国民的ロックバンドColdplayに似た佇まいを感じます。

ライアン・テダーはプロデューサーとしても沢山の業績があり、かなりマルチな人物です。

アルバム[Native]について

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野生動物の顔が寄り添う[Native]アルバムジャケット。

まだ記憶に新しいです。

野生動物なのによく見ると何故か優しい表情をしていたり人間味があります。

きっとメンバーの紹介を動物になぞらえているのでしょうね。

どれが誰なのか想像してみるのも楽しいです。

このアルバム発表後にシングルカットされた曲のひとつに[Counting Stars]があります。

シングルの中でもスペシャルな大ヒット曲です。

この曲をさっそく聞いてみましょう。 

MVをどうぞ!

とにかくノリのいい曲です。

MV映画のワンシーンを切り取ったような自然な感じがします。

一見楽しそうに見えたのですが最後は床に穴が開いて落ちてしまいます。

そのあたりにもメッセージが隠れていそうです。

次で歌詞和訳をしてみたいと思います。

歌詞和訳

「星をかぞえろ!」

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Lately, I been, I been losing sleep
Dreaming about the things we could be
But baby, I been, I been prayin’ hard
Said no more counting dollars
We’ll be counting stars
Yeah, we’ll be counting stars

出典: Counting Stars/作詞:Ryan Tedder 作曲:Ryan Tedder

眠ることさえ忘れて

俺たちがまだできることを夢みているんだ

ねえ君、いまでもずっと深く祈り続けているんだ

札束を数えるのなんてやめろよ

星を数えるんだ

初っ端からガツンとメッセージを送っています。

「星をかぞえろ」とは、普通に考えて無理なことです。

その無理なことが何を意味するかというと、無駄なことを沢山すること。

それが大切だという意味だと思います。

一度しかない人生、自由に生きろといっています。

蔦の持つ意味

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I see this life
Like a swinging vine
Swing my heart across the line
In my faces flashing signs
Seek it out and yed shall find
The old, but I’m not that old
Young, but I’m not that bold
And I don’t think the world is sold
I’m just doing what we’re told

出典: Counting Stars/作詞:Ryan Tedder 作曲:Ryan Tedder

人生には、蔦がはびこっているようだ

俺の心にも縦横無尽に絡みつく

体には閃きのサインが走る

それがなにかを探し出すんだ

年は取ったが、老いたわけではない

まだ若いが、恐れを知らないわけではない

この世界は期限切れなんかじゃない

俺達は言われたとおりにしただけだ

「face」の単語は外観という意味もあるので体の表面の意味で和訳しました。

では内容について考察します。

ここのフレーズではとても大切なことをいっています。

突然ですが「リゾーム」という言葉をご存じでしょうか。

植物「地下茎」とか「根茎」という意味です。

Wikipediaにも載っています。

元々は哲学用語ですが日本でも経済用語としてよく使われている言葉です。

難しい話ではありません。

ご存じない方がいたら是非豆知識として覚えておいてください。

「ツリーとリゾーム」といわれています。

簡単に言えば、社会構造の話です。

企業などの大きな組織のことを「樹木(ツリー)」というのに対して脱組織のことを「リゾーム」といいます。

蔦のような植物が自由自在に茎(根)広げていくことの例えです。

今までの西洋的社会というものは体系の中でそぐわないものを排除してきました。

そして大きな利益を生み出してきたのです。

その中で居場所を無くしてしまう人もいます。

だったら「リゾーム」のように縦横無尽に動きまわれ、という考えかたです。

「閃きが走る」という言葉は自分が変わるという意味にとれます。

そして自分を変える方法はいくらでもあるから、それを「探し出すんだ」といっていますね。

とても能動的でかなり大胆なメッセージです。

人生に正解なんてない、逆境に打ち勝て