人生そうハイに
人生そう前に
人生聡明に
生きたいのは山々だが
割と根拠も証明もないような現状世界くらいが丁度よくて
出典: ライラック/作詞:美波 作曲:美波
「賢く生きられたらそりゃいいけど、大雑把な方が自分には合ってるみたい」
ここで歌われるのはそんな内容です。
難しく考えるより、自分の気持ちの正直に生きようという姿勢が伝わってきますね。
人生そうラフに
人生そうタフに
人生そうゲームみたいに単純なものでいいだろ
A、Bボタンで賭けて決めたい未来もあるんだ
出典: ライラック/作詞:美波 作曲:美波
そして「もっと楽に行こうよ」というようなこの部分。
自分のやりたいことを貫くためには思い切りが必要です。
人生をゲーム感覚で楽しめれば、そういった決断も少し楽になる気がしませんか?
一線で活躍する人は
ヒーローのプライベートはきっとしょうもないと思うんだ
割とネガティヴだったり普通の人間してるさ
他人の声に惑わされるほど余裕ない
出典: ライラック/作詞:美波 作曲:美波
ここでいうヒーローとは一線で活躍している人のことを表すものでしょう。
どんなに輝かしい人生を歩んでいるように見えても、同じ人間に変わりはありません。
ふたを開けてみればそれほど差があるものでもないのかもしれませんね。
ただそういう人たちが周りと違うのは、他人の声に惑わされないという点。
この部分には自分を貫くことの意義が隠されていますね。
他人の言いなりなんて面白くない
もういっそ不乱に
もういっそ不安定に
もうきっと説明書どおりは綺麗すぎてしまうから
汚せ壊せ決められたつまらない固定概念なんて捨てろ
出典: ライラック/作詞:美波 作曲:美波
ここで歌われるのは「他人が良しとするものなんて面白くない」ということ。
不安定だっていいんです。
周りの言うことに囚われていては人生の楽しさも半減してしまいます。
もう実際どうにでもなれ押し殺した声で
やりたくないことに軽々しく頷くのは
やめろ上げろ顔を上げろ
出典: ライラック/作詞:美波 作曲:美波
そして命令口調になるこの部分。
切迫した様子から、自分に向けられた戒めのような意味も感じられますね。
どん底の気持ち
疲れてしまったんだ人のエゴで造られた虚にだけはなりたくはなくて
時間はまだあるといざ一人目の前にした後悔と心電図はグシャグシャのまんま
思うことはただ一つ
憂憂憂憂憂憂憂
出典: ライラック/作詞:美波 作曲:美波
「こんなになるまで葛藤していた」ということが描かれるこの部分。
他人の言うことに左右される現状に嫌気がさした主人公の様子が描かれます。
そうは思うものの、今までの自分に対する後悔で心はぐしゃぐしゃに。
動く気にもなれないような状態だと伝わってきます。
こういった気持ちを経たからこそ気付くものもあったのでしょう。
どん底の気持ちを体感しているここから、最後は1番と同じ吹っ切れたサビへと繋がります。