indigo la End
indigo la Endは、川谷絵音さんが中心となる4人組ロックバンドです。
一時期騒動でニュースによく名前が取り上げられることがありましたね。
ニュースで川谷絵音さんの名前が上がる時は”ゲスの極み乙女。の川谷絵音”という紹介がほとんどですが、結成されたのはindigo la Endの方が先でした。
川谷絵音が携わるバンド
川谷絵音さんが関わっているバンドは沢山あるので、おさらいしておきましょう。
川谷絵音さんは、indigo la End、ゲスの極み乙女。、ジェニーハイの3つのバンドで活動し、更にDADARAYへの楽曲制作も行なっています。
ギターボーカルとして活動しているindigo la Endとゲスの極み乙女。ですが、音楽性は違いがあるようです。
indigo la Endは、ゲスの極み乙女。と比べて情景描写がしっかりしていて川谷さんの好みが出ているそうです。
一方、ゲスの極み乙女。はユーモア的な部分が強めで、タイトルにもキラーワードが多く使われています。
騒動のきっかけとなった週刊文春とコラボした「あなたには負けない」という曲もあり、indigo la Endとは全く別物であることが分かると思います。
ジェニーハイはまだ始動したばかりですが、「片目で異常に恋してる」という楽曲が制作され、3月16日に初披露されることが決定しました。
indigo la End「忘れて花束」
4thシングル
「忘れて花束」は、4thシングル「雫に恋して/忘れて花束」の両A面シングルとしてリリースされました。
両A面シングルをリリースしたのは初めてで、オリコンランキングで16位を獲得しました。
indigo la Endは幾度となくメンバー交代を繰り返しましたが、このシングルは現在のメンバーに落ち着いた状態で制作されています。
MVをチェック!
MVは「雫に恋して」の続編
「忘れて花束」のMVですが、同シングルの1曲目に収録されている「雫に恋して」の続編となっています。
「忘れて花束」を聴いている時点で「雫に恋して」も聴いていると思いますが、MVを観ていない人は是非そちらもご覧下さい。
バンドマンとファンの恋
MVは続編になっているということで、両MVに小島藤子さんが出演しています。
MVの内容はバンドマンとファンの恋がテーマになっており、リアルで妙に生々しく、indigo la Endの世界にマッチしています。
「雫に恋して」では、ライブハウスでバイトをしながらも1ファンでもある女の子と、そのバンドのフロントマンとの恋愛模様が描かれています。
フロントマンを応援しながらも、彼に恋をする女の子。2人は次第に仲良くなり付き合うことに。
しかし、バンドは徐々に売れてきて、ポツポツだった観客も増えていきます。
ファンとしては売れてほしいと思っていながらも、訪れる音楽関係者、沢山の出待ちファンに対して恋人として複雑な気持ちになります。
彼女は自分が邪魔になっているのではないかと思い、別れを切り出したのです。
時が経ってからも彼のことが忘れられずに約2年ぶりのライブハウスを訪れ、過去を思い返したり、更に増えた観客に対して複雑に思ったり、涙するのです。
「忘れて花束」は別れた後の歌
「忘れて花束」は2人が別れてからの歌になっています。MVを観る限り、別れてから約2年後の話になっています。
「雫に恋して」のラストシーンから少し経った頃でしょう。
別れ方が原因だったのか、フロントマンも当時の元カノのことがまだ忘れられずにいました。
だからちゃんと別れるために、彼が1日デートしてほしいと連絡するところからMVが始まります。
これは元カノにとっては傷口を広げることになってしまったかもしれません。