忘れてはいけない名曲
第2位は「はっぴいえんど」時代にリリースをした「風をあつめて」を選びました。
細野晴臣さんの音楽活動にとって忘れてはいけない1曲ですね。
1971年11月リリースの「風待ちロマン」というアルバムに収録されています。
この楽曲では作詞を担当したのは松本隆さん。
歌詞も確認しておきましょう。
映画のワンシーンのような
街のはずれの
背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに
起きぬけの路面電車が
海を渡るのが 見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて
碧空を翔けたいんです
碧空を
出典: 風をあつめて/作詞:松本隆 作曲:細野晴臣
今でも第一線で活躍をする松本隆さんの歌詞が秀逸です。
尖った心を隠して何かを探している間に見えてきた風景。
目指すものは今よりも上であるけれど、今はそれを見ているのでしょう。
メロディーは言葉を1つ1つ運ぶように進みます。
歌詞の素晴らしさと共に、作曲家でもある細野晴臣さんでなければ描けない世界ですね。
プロとしての音楽活動の足固めにもなった楽曲は、心に優しい風を連れてきてくれます。
第1位:恋は桃色
第1位は「HOSONO HOUSE」の収録曲でもあり、デビューシングルとなった「恋は桃色」を選びました。
1973年9月リリースですからもちろんレコード盤として世に出た楽曲。
ジャケ写の戸惑ったような表情に、四角いピンクで囲まれた文字が時代を感じさせます。
細野晴臣さんが歌ったラブソングが再び注目されたのには、こんなことが影響したようです。
『ペンション・恋は桃色』は、フジテレビ系深夜レーベルで2020年1月17日から2月14日まで金曜日の1時25分から1時55分に放送されたテレビドラマ。器用に生きられない登場人物たちが繰り広げる人情ドラマ。タイトルは細野晴臣の1973年の楽曲で本作主題歌の「恋は桃色」から。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ペンション・恋は桃色
第1位としてご紹介した楽曲もまたTVドラマに使われています。
しかもタイトルがヒントとなってドラマが生まれるなんて。
フワフワした恋の高揚感を「桃色」と表現していますがレトロ感はありません。
キッチュでオシャレなイメージで恋への憧れを表しました。
数え切れないタイアップの数は音楽性の豊かさを示していますね。
最後に
あの曲もこの曲もと迷いながら選んだTOP10。
音楽ファイル作成時にはぜひ参考にしてください。
細野晴臣さんは、2019年3月には音楽活動50周年となるアルバム「HOCHONO HOUSE」をリリースしています。
タイトルからも分かるようにデビューアルバムを進化させたのですね。
周年記念も細野晴臣さんにとっては通過地点でしょう。
この後も生まれ続ける名曲を心待ちにしています。
アーティストとしてのプロフィールを
音楽でつながる細野晴臣さんと星野源さん。
星野源さんは歌詞を提供したり、マイベストでアルバムも編集しています。
俳優・ダンサー・タレントと大活躍の星野源さん。
原点はあくまでミュージシャンです。
そんな星野源さんの音楽の基礎となる「ギター」について紹介した記事をぜひチェックしてみてください。
星野源のギターが気になる!使用ギター・腕前は?SAKEROCK時代のおすすめ楽曲も公開! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
そのマルチな才能でファンを掴んで離さない星野源。今回は、そんな彼の才能の中で「ギタリスト」としての一面に焦点を当てて紹介していきます。
キュンキュンするって言ったのは
最後は細野晴臣さん「YMO」時代の曲をご紹介します。
タイトルは「君に、胸キュン。」。作詞は松本隆さんが担当しています。
キュンとするってずいぶん前から使っている気がしますが、この曲が始まりなの…?
日本中をキュンキュンさせた楽曲を詳しく紹介した記事で、再びキュンとしてください。