『I Think I'm Falling』
2019年4月23日にゲリラ・リリース!
今回ピックアップするのは働かずに稼ぎまくり?のラッパーKOHHです。
2019年も早々に水面下で練り上げてきたアート作品を精力的に発表し続けるKOHH。
そんなKOHHが2019年4月23日にゲリラ・リリースした楽曲が『I Think I'm Falling』です。
2月にはおよそ2年ぶりとなる大作アルバム『Untitled』をリリースしたばかり。
それにも関わらず彼の創作意欲は留まることを知りません。
『I Think I'm Falling』はタイトルが示すようにストレートなラブソングです。
今回はスウィートで幻想的な『I Think I'm Falling』のMVの内容を解説していこうと思います。
水原佑果さんと2人きりでTRIP♪
顔モデルみたくちっちゃい
かわすぎて見れない
この気持ちに嘘つけない
I think I’m falling in love with you
I think I’m falling in love
出典: I Think I'm Falling/作詞:KOHH 作曲:Unknown author
『I Think I’m Falling』のMVは輝く海の映像から始まります。
シュノーケリングを楽しむカップル。
MVは主人公が彼女を愛おしく見つめる視点で描かれています。
そしてほぼ全編通して縦長のスマホのカメラを通した撮影が行われているのです。
その理由は大好きな彼女の笑顔が眩しすぎて直接目を合わせることができないから...。
そして可愛すぎて直視できないという彼女役を演じるのはモデル・DJとして活躍する水原佑果さん!
モデルみたいに顔が小さくてかわいい?だってモデルだもん!
水原 佑果(みずはら ゆか、1994年10月10日 - )は、主に日本で活躍する女性ファッションモデル・タレント。本名は、アシュリー・佑果・ダニエル。父親はアメリカ人、母親は在日韓国人の「八重」、母方の祖母「政子」、兵庫県神戸市生まれ。所属事務所はボン・イマージュ。同じくモデルの水原希子は実姉。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/水原佑果
水原さんのプロフィールは上記をご参照ください。
現在はお姉さんの水原希子さんの個人事務所である株式会社KIKOに所属しているようです。
モデルとしては「NYLON JAPAN」「VOGUE JAPAN」などファッション誌でよく見かけます。
さらにお姉さんと共に「プロジェクトOK」の一員としても活躍。
アパレル、DJ、イベンターとしてマルチな才能を発揮する人物なのです。
今回『I Think I’m Falling』のMVに抜擢されたのはその活躍が目に留まったからでしょう。
またKOHHとは韓国の血が入ったハーフという共通点もあります。
まさにカップル役としてはこれ以上ない配役だといえるでしょう。
顔が小さくてかわいい...当然です、モデルですから...。
「恋は盲目」の象徴としての水原佑果さんの配役
神様に祈り
叶わない願い
俺の隣に座り
まるで生きるモナリザ
昔のビッチもういい
でもいまだにCallin’ me
今新しい可愛い子
ごめんなさい
Sorry…
出典: I Think I'm Falling/作詞:KOHH 作曲:Unknown author
KOHHはこれまでの楽曲の中で自らを遊び人と自認しています。
頻繁に“bitch”との愛のないお付き合いも赤裸々にラップにしてしまう。
それがKOHHの正直すぎるところです。
しかし『I Think I'm Falling』でのKOHHは様子が明らかに異なります。
恋人役にモデルの水原佑果さんを起用したのはただ可愛い女の子が欲しかったわけではないのです。
本気で好きになった女性は彼にはこのように眩しく映ってしまう。
その象徴として水原佑果さんが恋人役を演じているのでしょう。
スマホで撮影?
その意図は?
前述しましたように『I Think I’m Falling』の撮影はほぼ全編スマホのカメラで撮影されています。
歌詞に出てくる通り照れくさくて直視できないという理由もあります。
さらに演出として素晴らしいのが2人の親密さをよりリアルに表現している点です。
KOHHも水原佑果さんも世界を股にかけて活躍する有名人。
世界中のファンが彼らの一挙手一投足に注目しているのです。
2人だけで出かけた旅先でようやく素の笑顔をさらけ出すことができたこと。
スマホでの撮影にはそんな2人のプライベートな視点が詰め込まれているのです。