歌詞の1行目の光景をあなたは見たことありますか?

これは地域によっては見たことがある人は多いのではないでしょうか。

積もる程雪が降った後、晴れた時に木の枝などに雪が起こっていることがあります。

その状況で風が吹くと、残っていた雪が風に乗って舞うことがあるのです。

幻想的な光景に目を奪われ別世界にいるかのような感覚を覚える人もいるのではないでしょうか。

また別世界にいるかのような感覚は他の事でも感じることもあります。

会えないと思っていた相手と巡り会えたこともその一つ。

巡り会えただけではなく隣にいられるというのは中々ないことです。

感謝してもしきれないのではないでしょうか。

そんな相手がいれば自分を成長させたいと思うもの。

相手がいるから、自分では見えない世界を見えてきたのです。

物語は想いと一緒に紡いでいく

完結がない物語

街は未完成のドラマ
セリフもなく続いていくセカイ
ポケットの中握りしめた
後悔と希望のカケラ

出典: 白い風/作詞:多田慎也 作曲:多田慎也

出会いと別れを繰り返すのは人が集まる場所で起きる出来事でしょう。

人が多く集まる街では毎日、出会いと別れを繰り返しています。

そして出会いの筋書きは一切ない、先が分からない出会いばかり。

それはまるでキャスティングすらも明かされていないのです。

しかしそれは無限大の可能性があるということでもあります。

先が見えない状態では手探りでストーリーを進めていくしかない

その中で心に残る思い出は全て優しいものばかりではないでしょう。

辛い思い出も胸に、今日も新しい出会いと別れを繰り返してストーリーを紡いでいくのです。

精一杯生きていく

誰だって精一杯強がってみせる
嬉しくて 悲しくて
そんなふうにして 明日もまた
トビラを叩くよ

出典: 白い風/作詞:多田慎也 作曲:多田慎也

誰しも悩みや苦しいことを抱えている。

辛い思いを話す人もいますが、隠したいと思う人もいるのではないでしょうか。

また気恥ずかしさから自分の感情を誤魔化す人もいるでしょう。

人に合わせたり、社会に合わせたりすることもあるのです。

他にも人からのイメージを守るために自分に課している人もいるでしょう。

歌詞の1行目にはそんな脆い部分を指しているのかもしれません。

自分らしく生きることは難しいことです。

明日から自分らしく、あるがままでいこうと思いながら明日を迎えた経験。

あなたにもありませんか?

笑っていてほしい

キミに笑顔が消えないように
遠くの空にかけた願い
想いも季節のようにめぐるけれど
忘れない ずっとずっと

出典: 白い風/作詞:多田慎也 作曲:多田慎也

歌詞の1行目は大切な相手がいる人ならば誰しも思うことでしょう。

遠い未来まで、相手の笑顔を曇らせることはしたくないもの。

歌詞の2行目は見えない未来のことを思っていっているのではないでしょうか。

また続く歌詞の3行目から4行目を見ると、真っ先に離れることを想定しているからと思いました。

しかし実際はそうではないのかもしれません。

確かに気持ちはずっと一定で、変わらないということはありません。

だからこそ初心の相手を大切にする気持ちを忘れないことが大事なのです。

付き合いが長くなるにつれ、笑顔にしたい気持ちを忘れてはいませんか?

君と一緒に迎えたい

繋いでいたい絆

アスファルト走り出した勇気で
出来るだけ未来へ行けるように
キミに会えたこと自分でいること
その全てを抱きしめるよ

出典: 白い風/作詞:多田慎也 作曲:多田慎也

数ある出会いの中で手に入れた絆。

それはどんなものより頑丈というわけではありません。

何かの間違いで途切れてしまうこともあるのです。

ですが、絆を離さず繋いでいるのもまた自分の行動なのでしょう。

戸惑ったり不安になることも、一歩踏み出すことで繋いでいくことができるのです。

そして現実には「もしも」は想像でしかありません。

相手と会えたのは紛れまなく現実にいる自分自身

相手が自分の事を気に入っていても、自分が自分を否定してはいけません。

今ある全てが現実として受け入れることで、明日に確かに繋がっていくのです。

届けたい気持ち