叶えたい夢
求めているだけじゃダメだ
与えもしないのに求めすぎていたんだろう
時に過ちが僕の心を試す
見上げた夜空 叶えたい未来を
開く瞳に強く映し出す
出典: endscape/作詞: TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
UVERworldの歌詞は、ほとんどTAKUYA∞が書いています。
その歌詞は、聴く者の背中を押してくれるものが多数ありますが、この曲もその中の1曲です。
自分が作った壁を壊し、夢を叶えようと思っても必要な行動を取らない限り状況は好転しません。
自分は努力しているのに達成できない希望があると、人のせいにしてしまいます。
本当は努力が足りないのに。
1行目「与えもしないのに~」は、そういう意味だと思います。
十分な努力をせず、努力が報われないと人のせいにするのは間違い。
そう言われているような気がします。
成功曲線を描く
自分では頑張ったと思っても、その結果が出るまでには時間がかかります。
努力は続けることが大事です。
続けていれば急に効果が表れる時が必ず来ます。
ビジネスで使われる言葉で、「成功曲線」というものがあります。
縦軸に「成果」横軸に「時間」を取ったグラフなのですが、行動した時間と成果は比例しないというものです。
努力した成果は長い間、時間軸と平行線を辿ります。
だから、頑張っているのに効果がないと思ってこの段階で諦めてしまうことが多いのです。
でも、諦めずに続けていると、ある時急に成果が出る時が来ます。
縦軸の成果曲線が大きく弧を描くのです。自転車に乗れるようになった時と同じです。
何度も転んで痛い思いをしますが、ある時急に1人で乗れるようになったでしょう。
自転車と比べると時間はかかりますが、あの感覚と似ています。
本当の気持ちは?
生きるほどに見えなくなる
素直な本当の気持ちが
綺麗な物ばっか並べても
悲しくなるだけだった
出典: endscape/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
若い頃は純粋に夢見ることができたのに、年を経る毎に余計なものが見えてきます。
損得勘定、楽にできる方法、他人の言葉の裏側にある意図などなど…。
そして、自分が本当に何をどうしたいのかが分からなくなるのです。
自分がやりたいと思ったことが価値のあることなのか?
それで生活できるのか?
他人からどう思われるんだろう?
などと余計なことを考えるようになってしまいます。
やりたいことではないけれど、生活のために、他人に良く思われるために…。
そんな理由で決めてしまうことがあります。
そして、自分の求めているものが見えなくなってしまうのです。
だから1度余計なものを全て取り除き、自分自身としっかり向き合う時間が必要だと思います。
そうしないと、言葉で語る夢や希望と実際にやっていることがチグハグになってしまいます。
そして、「悲しくなる」のです。
今なすべきことを見つける
満たされないのは誰のせい?
ねぇ足りない物を 嘆くだけの僕らは
創ろうとはせず 膝を抱えてるだけで
この先になりたい 自分を描いたら
今するべきことが見えるから
出典: endscape/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
今、自分が満たされていないのは他人のせいではありません。
自分がすべきことをしていないことが原因です。
なすべきことをしていないから、満たされない。
十分な努力をせず、満たされない自分。
そんな自分と真正面から向き合い認めることが重要なのです。
そして、本当にやりたいことが何なのかを見つけるのです。
そうすれば、自然と今やるべきことも見えてきます。
ここまで来ると明るい光が差し込んでくるでしょう。
あとは、実行に移すのみです。
PVではここで、TAKUYA∞の晴れ晴れした口笛が入ります。
明るい光とともに覚醒
陽の呼ぶ声に 目が覚めた
昨日の赤い海を飲み干して青に変えて行く
キラキラ光る時間の針の上
風に逆らう雲を 明日の自分に
重ねて行く
出典: endscape/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld