曲はメインテーマへと入っていきます。

この部分はコールアンドレスポンスで構成されているのが特徴。

ライブでも非常に盛り上がるポイントです。

細かなパート分けでコールアンドレスポンスをきちっと決めていく彼女たち。

ガールズバンドとしての安定した結束を感じ取れますね。

ちなみに歌詞の意味としては、「もっと高く空へ!」といった具合。

これは自分たちを鼓舞している反面リスナーを鼓舞しているとも考えられます。

また、まだ見ぬ未来のガールズバンドメンバーへ送る言葉かもしれません。

作中では世間のガールズバンドに対する注目は熱烈。

当然、ガールズバンドを目指す人も多いという背景があります。

そんな最中でライブの主催となることが決定したPoppin'Party。

夢に向かって羽ばたこうとしている未来の後輩へのエールかも知れませんね。

着実なステップアップ

今日も強くなれた
みんなの笑顔を見つけて
(ニコニコで Smile up!)
信じてもいいかな?
「永遠」とか「可能性」とか
(ふたつとも Mash up!)

出典: Jumpin'/作詞:中村航 作曲:上松範康(Elements Garden)

ライブの出演者、兼主催ということはPoppin'Partyにとって初の試み。

自分たちの練習だけでなく、周囲のマネジメントも必要です。

シーズン1よりもかなり彼女たちには大きなハードルがあります。

しかしそんな中でも、この歌詞を見れば安心できるでしょう。

メンバー同士の確かな結束、そしてキズナ

笑い合うことでさらに強くなれる彼女たち。

ガールズバンドとしての安定感が見て取れます。

そして、その安定感があるからこそ、さらなる未来を夢見られるのでしょう。

安定、そしてさらなる躍進。

彼女たちはこの2つを追い求めているようです。

これについては、より詳しく次の章で解説していきます。

Poppin'Partyの願い

バンドとしての成長

Flyin' girls!(Flyin' girls!)
Flyin' mode!(Flyin' mode!)
Flyin' time!(Flyin' time!)
はやる気持ちを
抑えきれそうにない
未来へ 誰よりも早く
フライング気味に!

出典: Jumpin'/作詞:中村航 作曲:上松範康(Elements Garden)

Poppin'Partyの目指すところは、もはやバンドとしての成功だけではありません。

シーズン2を迎えた彼女たちの願いは大きく2つ。

1つはバンドとしての安定した成長

そしてもう1つはガールズバンド業界の隆盛といったところでしょうか。

彼女たちはライブを主催することで、自分たちの周囲にも目を向けるようになります。

そのため自分たちを取り巻く大きな環境に対しても、目標を持つようになるのです。

ちなみにバンドとしての成長は、シーズン1の頃から着実に達成しています。

シーズン2においても、持ち前の前向きさで進んでいくのが印象的です。

歌詞を見てもやはり立ち止まるところを知らない、といった具合。

とにかくより先へ、先へと疾走していく姿が目に見えます。

ガールズバンド界の盛り上がり

Poppin'Party【Jumpin'】歌詞の意味解説!未来をつかみ取るために何を飛び越える?の画像

もしも未来映す
望遠鏡 手に入れたら
(ドキドキで Look up!)
そっと覗いてみよう
そこには「希望」しかないよね?
(ふみだそう Start up!)

出典: Jumpin'/作詞:中村航 作曲:上松範康(Elements Garden)

 彼女たちのもう1つの願いです。

こう表記すると大仰な感じもします。

もっと砕いていえば、未来のガールズバンドを育てたいという願いでしょう。

苦労もしながら自分たちで人気をつかんだPoppin'Party。

これから伸び行く若手に手を差し伸べない理由はないでしょう。

こうした彼女たちの心情は、スマホゲームのシナリオでも明かされています。

この歌詞ではそれぞれの希望や目標について歌っているのが特徴です。

将来への希望にピントを合わせ、具体的に見つめる。

歌詞はおおむねこういった意味に捉えられます。

これは将来を夢見る人全員に向けた鼓舞といえるでしょう。

飛び越えるものとは

自分たちの限界

Jumpin' girls!(Jumpin' girls!)
Jumpin' high!(Jumpin' high!)
Jumpin' sky!(Jumpin' sky!)
ベリーロールで
一緒に飛び越えよう

出典: Jumpin'/作詞:中村航 作曲:上松範康(Elements Garden)

さて、曲も佳境です。

曲のタイトルは【Jumpin'】。

これは和訳すると「跳躍する」という意味です。

飛び越えたり飛び跳ねたり、とにかく宙を舞うといったイメージ。

ではここでいう、飛び越えたいものとは何なのでしょうか。

恐らくそれは「自分たちの限界」です。

彼女たちは何度となく自分たちの限界を超えて成長してきました。

それは彼女たちの期待やポジティブな気持ちがそうさせているのでしょう。

人は自分の限界を感じると、そこでつい立ち止まってしまいます。

しかしそうしていては、それ以上も以下もありません。

また、自分が思っている「限界」は思い込みかも知れないのです。

「もっとやれる!」と信じて突き進むことが、限界突破の第一歩。

そういう意味では彼女たちは限界を知らないのでしょう。

知らず知らずのうちに自分たちの最大値を飛び越え、さらなる未来へ歩を進めているのです。

助走は万全