the WORLDはどんな楽曲?

【the WORLD/ナイトメア】歌詞の世界観が特徴的?!PVとともに徹底紹介♪収録情報ありの画像

ナイトメアの代表曲ともいえる「the WORLD」。

人気アニメ「DEATH NOTE」の主題歌に起用され、バンドを知った人も多いのではないでしょうか?

従来のヴィジュアル系ファンのみならず幅広い層の人にヒットした名曲です。

「the WORLD」はドラムのRUKAが作詞作曲を担当。

RUKAらしい王道の重たいバンドサウンドに、ストリングスやピアノが広がりを与えています。

アニメ「DEATH NOTE」を意識した歌詞が魅力

「DEATH NOTE」の世界観を意識した内容であることも、ヒットした理由の一つ。

当時の「DEATH NOTE」視聴者には「アニメとマッチした歌詞だ!」と感じたのではないでしょうか。

RUKA自身、漫画を読みながら曲作りに取り組み、内容に沿った歌詞になるよう工夫を重ねたとのこと。

オープニングテーマとして流れるたびに引き込まれる世界観です。

残念ながら現在はボーカルYOMIの声の不調により活動休止をしているナイトメア

生み出された数々の曲の素晴らしさは今もなお、色褪せることなく愛されています。

世界観溢れるPV

「DEATH NOTE」を連想させる色彩

ナイトメアといえばカッコいいPVが見どころです。

中でも「the WORLD」のPVは、モノトーンと赤を基調とした「DEATH NOTE色」の配色が特徴的

死神やデスノートの色である「モノトーン」。

そして死神が食べる林檎の「赤」。

それでは、「DEATH NOTE」の世界観の詰まったPVをご覧ください。

気高く神秘的な演出

ボーカルYOMIの鋭いまなざしと歌唱力が合わさり、歌詞をより強力に引き立てます。

楽器隊のメンバーもカメラに目線を向けることなく涼しげに演奏していますね。

「革命」について歌った気高い楽曲に合う、澄ました演出です。

ロウソク、タロットカード、黒いフード、赤い目隠しをしたメンバー…。

どれも謎めいた神秘的な雰囲気を醸し出しています。

楽曲の主人公はいったい誰?

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名前を書かれた人を死へ至らしめる「デスノート」。

それを手にして、理想の世界を作り上げようとする夜神月ことキラ。

キラの協力者であるミサ。

デスノートの謎を解き明かそうとする名探偵L。

そして「Lの後継者」としてキラを追うメロとニア。

アニメと漫画で若干のストーリーの違いはあれど、「DEATH NOTE」に登場する人物は誰もが信念を持って行動しています。

どの人物も楽曲内で出てくる「救世主(=メシア)」の呼び名にふさわしい。

なんと作曲を手掛けたRUKAは、どのキャラクターでも主人公として捉えられる楽曲にしたそうです。

「DEATH NOTE」の事をよく考えた、素敵な発想ですね。

アニメのオープニングでは夜神月(=キラ)目線で描かれていますが、視点を変えることで違った楽しみ方もできそうです!

それぞれの信念を綴った歌詞に迫る

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それでは歌詞を徹底解釈していきましょう。

冒頭のサビ

広がる闇の中 交わし合った 革命の契り
愛した故に芽生えた悪の花
これから先訪れるであろう全てを
誰にも邪魔させるワケにはいかないから

出典: the WORLD/作詞:RUKA 作曲:RUKA

キラやミサ目線で見ると「広がる闇」は「犯罪者が溢れかえる世界」のこと。

そしてLやメロ、ニアの目線で見ると「デスノートにより無残に人が殺される世界」のこと。

それぞれの人物はこの世界の中で革命を起こすべく、誓います。

アニメのオープニングではこの「契り」のフレーズで、キラが死神から林檎を受け取る絵画が映されていますね。

これから起こるどんな困難をも乗り越え、達成して見せる…という強い信念を感じるフレーズではないでしょうか。

RUKA自身、作曲する際は「サビから始まるインパクトある曲を」という手がかりから取り掛かったそうです。

冒頭から世界観の伝わるインパクト大な内容ですね。