12枚目のシングルが「Who...」

 浜崎あゆみのCD「Who...」歌詞の意味に迫る!(映像あり)の画像

作詞を浜崎さんが手掛ける

「Who...」は浜崎あゆみさんの12枚目のシングル

浜崎さんの2枚目のアルバム「LOVEppears」(ラヴピアーズ)の最終曲として収録されていましたが、後にシングルカットされた曲です。

作曲を菊池一仁さん、編曲を鈴木直人さん、そして作詞を浜崎さん自身が手掛けています。

アルバムでは、「Who...」終了後しばらく経つと聞けるシークレットトラック「kanariya」があるということで話題となった曲です。

プラチナディスクを獲得

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この曲は日本レコード協会のシングルトラックとしてプラチナディスクを獲得しています。

15周年記念ツアーでは、ファンからの投票で浜崎さんが歌う楽曲が決まったのですが、この曲もランクインしていたそうです。人気の高さが伺えますね。

さらに、ベスト・アルバム「A COMPLETE ALL SINGLES」にも「Who...」が"10th Anniversary version"として新たにレコーディングの上収録されています。

映画「月」の主題歌に抜擢

「Who...」は映画「月」主題歌にも抜擢されました。

この映画は、浅草を舞台に、花形ストリッパーである母とそんな母親に複雑な思いをいだく10代の娘との愛と葛藤、そして絆を描いた物語。

主演を女優の黒木瞳さんが務め、娘役を女優の今村理恵さんが熱演されています。

大人気携帯小説「恋空」にも浜崎あゆみ「Who...」が実名で登場

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作家の美嘉さん原作の人気携帯小説「恋空」にも浜崎あゆみさんの名前と曲名が実名で登場しています。

この「恋空」は2005年から執筆が始まり、2006年には書籍化、2007年に漫画化と映画化、2008年にテレビドラマ化もされるなど一世を風靡した作品で、原作者の美嘉さんの実話を記録したものと言われています。

映画は女優の新垣結衣さん、俳優の三浦春馬さんがダブル主演し大ヒットを記録していたので見た方も多いかもしれません。

この「恋空」は主人公の田原美嘉と桜井弘樹(ヒロ)の高校生カップルが妊娠・流産、闘病という大きな壁を乗り越えながら、真実の愛を育んでいく物語です。

「Who...」は美香がヒロと電話している時に、自分の部屋で聞いている音楽を共有しているシーンで出てくるそうで、ファンの間でも話題になりました。

この小説は、物語の舞台の地名、高校の名前、最寄り駅などの固有名詞は一切登場しないにも関わらず、唯一「浜崎あゆみ」というアーティストと「Who...」という曲名は実名で登場しています。

原作者の美嘉さんも含め、この時代の若者に絶大な影響力があったことを伺い知ることができますね。

浜崎さんが「Who...」を歌うライブ映像

「Who...」の正式なPVは制作されていないようですが、浜崎さんがライブでこの曲を歌っている映像動画サイトに投稿されています。

中には歌詞付きの映像もありますので、ライブを見ながら一緒に歌うこともできます。

浜崎さんは時折涙を流しながら歌うことでも知られていますが、この「Who...」もそのうちの一つ。それだけ歌詞に思い入れがあることを表していますよね。

「Who...」の歌詞に迫る

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それではいよいよ「Who...」の歌詞を紐解いていきたいと思います。浜崎さんらしい、切ない感情が美しい言葉で表現された歌詞になっています。

辛い時誰がそばにいてくれて
誰の肩で涙を流した?
喜びは誰と分け合って
誰と手を取り合ってきた?
思い出しているよ

出典: Who.../作詞:浜崎あゆみ 作曲:菊池一仁

1番では、辛い時にそばにいてくれて肩を貸してくれたこと、喜びを手を取り合って一緒に分かち合ったことを思い出しています。

恋仲ではなくても、部活を一緒に頑張った同級生、どんな時も支えてくれた友達など、この歌詞と同じような気持ちになる相手は誰にでもいるのではないでしょうか。

そんな人たちの顔が思い浮かぶようですね。