RYUJI IMAICHIとしての覚醒

RYUJI IMAICHI【TUXEDO】歌詞の意味解釈!第二章の意味は?クールに決めた胸の内に迫るの画像

2020年1月15日、今市隆二さんのニューアルバム「ZONE OF GOLD」が発売されました。

今市さんは三代目J SOUL BROTHERSのボーカルです。

ソロ楽曲アルバムの第二弾としてこのアルバムが登場しました。

その中の収録曲「TUXEDO」について歌詞の意味を読み取っていきましょう。

「TUXEDO」に込められた思いを読み解く

官能的な詩だけど官能的な物語ではない

構成は

  1. Aメロ
  2. Bメロ
  3. サビ
  4. Aメロ
  5. Bメロ
  6. サビ
  7. Cメロ
  8. サビ

です。

まず、この楽曲歌詞は一見官能的な世界観に仕上がっています。

しかし、決して色気沙汰の楽曲ではないことは明らかです。

ではどんな楽曲なのでしょうか?

アルバムも聴くと倍楽しめる理由

この曲だけを聴くと官能的だと感じるかもしれません。

しかしアルバム「ZONE OF GOLD」全体を通して聴いた後で、この曲を聴くとまた違った意味合いが楽しめます。

相手を求めることが「愛」というわけではありません。

しかし本能のままに行動することに「遊び心」があることを感じられます。

歌詞の意味解釈

月夜

月も躊躇う 夜が踊り出す
渦巻く風
SCANDAROUS SCANDAROUS

出典: TUXEDO/作詞:RYUJI IMAICHI・YVES&ADAMS 作曲:Erik Lidbom・MLC

冒頭のAメロから抽象的な比喩が用いられます。

「夜が踊る」とはどんな情景なのでしょうか。

月はよく太陽と比べられて陰の存在という立ち位置がありますね。

そんな陰の象徴ともいうべき月でさえ「それはまずいのではないか」と思ってしまう。

そんなとんでもないことをしようとしていることがわかります。

自然の力も味方につける勢いで何かが始まろうとしているようです。

リスナーへのメッセージ

乗り込む CADILLAC
胸に愛の JEWELRY
迎えに行くよ 運命の第二章

出典: TUXEDO/作詞:RYUJI IMAICHI・YVES&ADAMS 作曲:Erik Lidbom・MLC

深読みすれば、ボーカル今市隆二の人生の分岐点的な意味合いを感じます。

年齢を鑑みて結婚を意識しての言葉とも取れなくもないですが、そういうわけでもなさそうです。

今市さんはソフトな印象がありながら、ストイックな一面があります。

そして、アーティストとして活躍するために何度もオーディションに挑戦するという強い信念があります。

つまりここでいう「第二章」の意味は、自分のやりたいことは一回で諦めるものではないということです。

二回三回と「何度も挑戦しようよ」と暗示しているといえます。

彼女の存在