この背景を踏まえて歌詞を見返してみましょう。
すると先ほどまでは不倫する男女の関係性に見えていた歌詞が、純愛を歌ったものに見えてきませんか?
仲宗根さん本人も、彼に出会った瞬間「結婚するかも」と予感していたといいますから、運命の出会いだったのでしょう。
出会いが苦しかったのは5歳の年齢差が原因ではなく、ヒロタカさんが15歳の未成年だったから。
しかし自分に好意を寄せてくれたヒロタカさんのことが気にかかっていたことも事実です。
ヒロタカさんが20歳になるまでの5年間、彼に対する仲宗根さんの気持ちは少なからず心にあったと考えられます。
だからこそ再会当時すぐに結ばれなかったものの、後に結婚するに至ったのでしょう。
まるでおとぎ話のような、とてもロマンチックな実話が基になっていた『Song for』。
ドロドロの愛憎劇ではなく、無色透明で美しい純愛の歌でした。
おわりに
HYはハッピーな恋も切ない恋も、どんな曲を歌っても、聴いている人の心にまっすぐ届く曲を作り続けているのがスゴイですよね。
メンバーの豊かな経験や感受性を生かして、これからも心に響く素晴らしい楽曲を作っていってほしいですね♪
2020年には結成20周年をむかえたHY。
この先の活躍からも目が離せそうにありません!
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