心の活力
目には見えない力で
いつもそばで
見守り続けてくれる
出典: とおくとおく/作詞:DEppa 作曲:DEppa、電球
いつも誰かがそばにいてくれるように感じられること。
それは相手が親でも友達でも恋人でもつながりが強くなります。
強い絆で結ばれている友達がいることは生きる力にもつながるもの。
遠くにいて会えなくても心が繋がっていると感じられる友達がいる。
それだけで心が強くなれることもあります。
仕事に失敗したとき。
人に嫌なことを言われたとき。
何もかもうまくいかなくて心が折れそうになったとき。
そんな時に心の支えになる友達がいるのは素晴らしいコトです。
お互いに心の支えになれて、信頼関係が築ける友達。
そんな友達が挫折したときは支えてあげたいのが人情です。
持ちつ持たれつで成長し合える友達は本当に良いものです。
お金では買えない財産
貴重な友達
人はたった一度きりの命の中で
沢山の痛みと幸せ
分かち合う友と出会う
出典: とおくとおく/作詞:DEppa 作曲:DEppa、電球
”喜びも痛みも分かち合える友達”
これはお金では手にすることが出来ない真の財産です。
友達がいたからこそ気が付くことが出来た人の優しさ。
困ったときに助けてもらって次は私も力になりたい。
心が折れてしまったときに支えてくれる友達。
最近ではSNS映えを意識した”友達派遣”などもあります。
利用したことがある人もいるかもしれません。
色々な使い方があるので一概には悪いとは言えません。
しかし、これは本当の友達と呼べるのでしょうか?
SNSに扇動されすぎているきらいがあります。
友達
特別な感情
友達とは時に親や恋人のようでもあります。
例えるなら空気のような存在。
あるのが自然すぎて欠乏すると死んでしまう。
不思議なものです。
子供の時にはすぐに仲良くなったり喧嘩したりできます。
一方で大人になればなるほど友達作りは難しくなります。
時にはけんかをしたり思いが伝わらずモヤモヤ。
行き違いになって関係がこじれてしまうこともあるでしょう。
また、友達に足を引っ張られたりすることもあります。
友達との関係は良いことばかりではありません。
しかし、一緒にいると楽しいことや嬉しいこともあります。
むしろ友達がいないとつまらなく感じることもあるでしょう。
一緒にいると家族以上に安心できる存在。
言葉を使わなくても思いが伝わる。
いわば以心伝心です。
また、ケンカしたときに相手の欠点を許せるかどうか。
そういったコトも友達との関係においては大切です。
本当の自分をさらけ出し何でも相談できる。
一緒にいて心地よい存在。
人生のターニングポイントに友達に助けられることもあるでしょう。
友達がいるからこそ人との繋がりを感じることができます。
また、優しさや厳しさにも触れあうことが出来るのです。
痛みや喜びも分かち合える友達がいると悲しみは半分。
喜びは二倍、三倍にも感じられます。
この歌詞のように”とおくとおく離れてしまっても”心は繋がっている友達。
このような存在が人を強く成長させてくれるのです。
とおくとおく
震災のチャリティーソング
この歌詞の「とおくとおく」とは一体どこなのでしょうか?
二回繰り返しているところを見るとかなり遠いところのような気がします。
新幹線や飛行機が必要な距離でしょうか。
もしかしたら、海外かもしれませんね。
現代ではテクノロジーの発達で顔を見ながら話が出来ます。
そのため海外にいても身近に感じることが出来るようになりました。
そういう意味では海外でも10年前ほど遠いところではありません。
この歌が作られたのは2011年。
”東日本大震災のチャリティーソング”とのことです。
もしかすると震災で離れてしまった友達への応援ソングなのかもしれません。
とおくとおく
離れていたとしても
どんなに会えなくても
心は繋がっているよ
出典: とおくとおく/作詞:DEppa 作曲:DEppa、電球
友達への応援ソングは自分へのエールにもなっています。
震災で友達、家族、恋人、色々な人が別れを経験。
そのような時に作られた曲です。
被害にあわれた方たちへ向けたメッセージなのかもしれません。
距離ではなく「とおくとおく」離れていても心は繋がっているよ。
作られた時期を合わせて考証するとより深く理解できます。