【すき/DREAMS COME TRUE】悲しい歌詞の意味をフルで紹介！JUJUもカバーした名曲☆

もう説明も不要かと思いますが、ここでドリカムことDREAMS COME TRUEについて少しおさらい。

元々セッションミュージシャンとして活躍していた中村正人が吉田美和の歌唱力に惚れ込み結成したグループ。

1989年に「あなたに会いたくて」でデビュー。

当初はボーカル吉田美和、ベース中村正人、キーボード西川隆宏の3名で活躍していました。

当時は女性1名、男性2名というグループ構成は珍しく、恋愛の三角関係を連想させるような組み合わせが大きく話題となりました。

またCDジャケット等で垣間見える彼らの仲の良さから、「友達以上恋人未満」という言葉も浸透したように思えます。

R&Bやファンクの影響を受けた中村正人の楽曲、抜群の吉田美和の歌唱力、また彼女が手がける女心をわし掴みする歌詞に瞬く間に大人気になりました。

90年代のドリカムは出す曲、出すアルバムがどんどん売れ、これまでの日本のCDセールス記録をどんどん塗り替えていきました。

このころのドリカムはテレビにも引っ張りだこ。

ボーカル吉田美和が化粧品のCMに出演したり、彼らがメインを務める「うれしたのし大好き」というバラエティー番組が放送されるほど。

この番組は今でも伝説として語り継がれており、近年でも特番で復活するなどドリカム人気を裏付けるものとなっています。

当時のバラエティー番組に出演した彼らの動画が見つかりました。

圧倒的な歌唱力に鳥肌が立ちます！

ドリカムは4年に1度、「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」という大規模なコンサートツアーを開催しています。

このコンサートでの演目はファン投票によって選ばれるという、ドリカムによるファンのためのコンサート。

移動遊園地という名前の通り、大がかりなセットやワイヤーアクションなどの派手な演出で観客を夢の世界へ連れて行くようなエンターテインメント空間が広がります。

1991年から始まったツアーですが1995年にはなんと動員数50万人を記録。

その後も数十万人規模で続いており、ドリカムのライフワークとなっています。

次回は恐らく来年の2019年！一度は経験してみたいコンサートです。

「すき」が収録されているアルバム「DELICIOUS」は1995年にリリース。

このアルバムではファンク色の強い曲、サンバテイストの楽しい曲、美しいバラード、アダルトな曲など多彩な曲が楽しめます。

このアルバムは300万枚近くを売り上げ、330万枚売り上げた「The Swinging Star」に次ぐ記録となりました。

個人的にオススメは「IT'S SO DELICIOUS」。うねる様なファンクテイストで思わず体が動きます。

ドリカムには珍しくセクシーな歌詞で挑発するように歌う吉田美和の新たな魅力を発見します。

物悲しいピアノの旋律で始まるこの曲。

切々と歌う吉田美和の声がピアノと相まって非常に切ない出だしとなっています。

特筆すべきはサビ部分。

「すき」という言葉だけ。

まるで「すき」という感情が心の奥底から静かに湧き上がってくるよう。

時には優しく切なく、力強く。

中盤からゴスペル調になりコーラスと共に盛り上がります。

そして最後にはまたピアノの旋律でしっとり終わっています。

ピアノ、ボーカル、コーラスのみのシンプルな構成で見事に聴かせてくれるのは歌唱力のたまものではないでしょうか。