酸欠少女さユりとは?
福岡県の海に浮かぶ志賀島で生まれ育ったさユりさん。生年月日は1996年6月7日。
2017年9月現在で、21歳です。
小学6年生の頃にテレビで観た関ジャニ∞に影響を受け、ギターを購入。中学2年生の頃には、自分で曲を作り始めたそうです。
高校2年生の頃に「音楽をやりたい」という理由で高校を休学し、上京。
上京後は、ライブハウスや路上ライブでの活動を重ね、2015年にリリースした『ミカヅキ』で念願のメジャーデビューを果たしました。
酸欠少女さユりの名前の秘密に迫る!
19歳でメジャーデビューを果たしたさユりさん。楽曲が人気アニメのタイアップソングとして多く起用されていることもあり、若い世代を中心に人気を集めています。
しかし、気になるのは【酸欠少女さユり】という名前です。酸欠少女とは?なぜ名前に一文字だけカタカナが入っているのか?
酸欠少女さユりの名前の秘密に迫っていきます。
酸欠少女とは?
さユりさんの名前の前についている酸欠少女というインパクトのある言葉。もともとは、さユりさんが高校に入学したときに作った曲のタイトルです。
さユりさんは中学校時代に周りと中々馴染めずに、引きこもりになった経験があるとのこと。人と馴染めないのは自分が悪い、自分のせい、居場所がないと思っていたそうです。
高校入学時に作った『酸欠少女』という曲は、さユりさんが感じていた「息苦しさ」を表した曲。
さユりさんは、人との距離感の取り方や価値観の違い、SNSを見て感じる劣等感・優越感、誰にも言えないコンプレックスなどを抱えながら生きている、10代から20代の息苦しさを表現する楽曲を多く作り出しています。
その世代のことを“酸欠世代”という言葉で表現し、その象徴として、自分の名前の前に酸欠少女という言葉を付けています。
さユりとは?
さユりさんは「3人のさユりがいる」という独自の設定を持って活動をしています。
1人目は、TwitterやInstagramなどのSNSを軸とする独自の2次元活動を行う、さユり。
2人目は、路上ライブやライブハウスでの歌うことを軸とする3次元活動を行う、さユり。
そして最後の3人目は、永遠の14歳として「永遠の後悔をループする」キャラクターとしてのさユり。
さユりさんのCDジャケットには、2人の女の子のイラストが描かれていることが多いのですが、この2人の女の子は、3人いるさユりさんのうちの、2人と考えていいでしょう。
名前のカタカナ部分は、2次元での活動を行う自分。ひらがなの部分は、3次元での自分を表しており、2次元と3次元の狭間2.5次元のパラレル空間で活動するのが、“さユり”なんだそう。
酸欠少女というインパクトのある言葉を名前の前に付け、3人の自分が分裂しているという設定で活動をしているさユりさんですが、音楽活動を行う上で、これらの名前には深い意味が込められていることがわかりました。
酸欠少女さユりのライブの評判が凄い!
独自の世界観を持ち、活動をしているさユりさん。SNSでは、さユりのライブが凄い!と話題になっています。
ライブで多くの人の心を掴んでいるさユりさんですが、いったいどのようなライブをしているのでしょうか?
ここでは、さユりさんのライブの様子がわかる動画を紹介します!
新宿駅前で行われた弾き語りライブ
新宿駅新南改札外の「Suicaのペンギン広場」で2017年5月に行われた、さユりさんの弾き語りライブです。
鮮やかな黄色のギターから鳴らされる音色と、あどけなさの残るまっすぐな歌声で集まった2000人もの観客の心を奪っています。
バンドのように周りにメンバーがいるわけでもない、たった1人でギターをかき鳴らしながら歌うさユりさんの、音楽に対する想いが伝わってきます。