【Montage】とはどんな曲?
フェスでも大人気のロックバンド
様々なフェスや音楽イベントで一際人だかりを集めている人気バンド【04 Limited Sazabys】。
ボーカル「GEN」の独特な声色と人気を博すカリスマ性に魅了されるファンは数知れません。
「swim」や「Terminal」、「fiction」など認知度も高い曲が多い彼ら。
数ある楽曲の中でも今回は【Montage】という曲に焦点を当てていきたいと思います。
同楽曲は2019年9月4日にリリースされたシングル「SEED」に収録された3曲の中の1曲。
この「SEED」というシングルは楽曲がCDではなく缶に封入されていたことでも注目を浴びました。
そしてその中でも【Montage】は三浦春馬主演のドラマのオープニング曲に抜擢された楽曲。
それが2019年7月16日から放送が始まった関西テレビの火9ドラマ「TWO WEEKS」です。
殺人容疑の濡れ衣を着せられた男が、白血病を患った娘の骨髄移植手術までの2週間に及ぶ逃亡劇を繰り広げる姿を描いた。
出典: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/TWO_WEEKS_(テレビドラマ)
これから彼らがこの楽曲に込めた想いと伝わってくるメッセージを解説していきたいと思います。
タイトルから分かること
タイトルは【Montage】。
これを日本語に訳すと様々な断片的な物事を1つにまとめたものという意味になります。
この意味から推測するにこの楽曲には【04 Limited Sazabys】の様々な想いが詰め込まれているのでしょう。
数々の苦悩や挫折、なかなか超えることのできなかった壁。
そしてファンや家族、仲間たちの励みと支えがあることをタイトルからも感じ取ることができます。
いろいろな経験を積み、全て糧にしてきた彼らの1つにまとめた想いとは一体何なのか。
歌詞にも出てくる彼らが急いでいる理由も含めてこれから読み解いていきたいと思います。
彼らの生き様がみえてくる
苦しい時期もあった音楽人生
雨 予報の心 模様
過ちの 果て 明け暮れ
出典: Montage/作詞:GEN 作曲:04 Limited Sazabys
【Montage】の歌い出しの歌詞部分です。
心の中では雨が降り注いでいる様子が描かれています。
これはうまくいっていない時のしがらみや悩みが蔓延している心の状態を表しているのでしょう。
人生に訪れるたくさんの壁。
今では有名アーティストの仲間入りをしている彼らにも、なかなか芽が咲かずに足掻いていた時もあったのです。
どれほど完璧な人でも、見えない努力を重ねているもの。
彼らの音楽人生にも雨が降る日もあれば、晴れ渡る日も台風が来る日もあったのだということが伝わってきます。
そしてその中には間違いを犯してしまったこともあったのです。
その間違いのせいで途方に暮れ、路頭に迷ってしまったこともあったのではないでしょうか。
この歌詞からは彼らの今までの軌跡を垣間みることができるのです。
失敗を糧に乗り越えていく
そこにいたいのに
こんな生き方しかできず
ごめん
出典: Montage/作詞:GEN 作曲:04 Limited Sazabys
彼らが自分たちのやりたいことをやっている時に傷つけてしまった人がいたのでしょう。
自分の想いを貫くということは、もしかしたら誰かの想いを無下にしてしまうこともあるのです。
その中でも間違いや勘違いなどから様々な人に迷惑をかけてしまうこともあります。
しかし人は失敗から成長する生き物です。
迷惑をかけたなら次はかけないようにすれば良いし、失敗したなら同じミスをしないようにすれば良い。
そうやって私たち人間はたくさんのことを学び、糧にしていくのです。
彼らは失敗しても良いのだと伝えたいのではないでしょうか。
誰かに迷惑をかけることが必要な時もあるのです。
その代わりに自分たちも誰かの迷惑を受け止めてあげることも大事なのかもしれません。
自分次第で道が変わっていく
いつだってそう
汚れた手だけど
まだ微かに観える 道導
出典: Montage/作詞:GEN 作曲:04 Limited Sazabys