Hip-hopでRockなら SOUL'd OUT Cru! (SOUL'd OUT Cru! X2)
PopでRockでも SOUL'd OUT Cru! (SOUL'd OUT Cru! X2)
(What's up Diggy-MO')Go!(Flow!)
Yea Flow with my man Shin Yo!
飛ぶの?まだ?飛ぶ、飛びたい Flyte tyme X2

出典: Flyte Tyme/作詞:Diggy-MO',Bro.Hi 作曲:Diggy-MO',Bro.Hi

リフレインのように思えるでしょう。

メロディーは確かにリフレインなのですが、歌詞は一部変わっています。

この言葉を捧げる人物がShinnosukeへと変わっているのです。

先ほどはBRO.HIに捧げていました。

クルーともに一緒に宇宙へ飛びたいという思いをそれぞれの人に託しています。

ロック・ミュージックへの信頼を示すのはこの箇所でも同様です。

HIP HOPでもPOPでもROCKでも変わらない自分たちのスタイルで贈りたいのでしょう。

SOUL’d OUTの音楽は唯一無二なのだからという自負がうかがえます。

クライマックスに向かっていますのでまだ飛ぶのかというフレーズが挿入されました。

そろそろ終盤になります。

SOUL’d OUTは何を提示してくれたのでしょうか。

先へ急ぎましょう。

星は数え切れないということ

SOUL'd OUT【Flyte Tyme】歌詞を徹底解説!ステージは宇宙?無重力で見つけた答え!の画像

ねぇ おしえてよ 束の間の涙明け暮れても
あれよ あれよ 気づけば時間だけが経ってたなんてよくある話
はぁっ?って感じじゃん ダメじゃん じゃなくて
Now全てを注いで貫こう ステージは宇宙 大地蹴って そう
呼び合う星達が招くよ C'mon! One time for y'mind it's like that
WA! X3 AND WE CAN FEEL SO GOOD TOGETHER

出典: Flyte Tyme/作詞:Diggy-MO',Bro.Hi 作曲:Diggy-MO',Bro.Hi

歌詞の中に相当量の情報がありますのでこれ以上付け加えることはないかもしれません。

しかし解説記事というものはSOUL’d OUTが嫌う考えることなしでは書けないものです。

もう少しお付き合いください。

まずときには後ろ向きになってしまうこともあるねみたいな話口調で歌います。

そんなときにも落ち込むことに耽溺してしまったら台無しだよという思いを伝えるのです。

永遠の一部であるこの今という瞬間に持てる力を注ぐ必要があると歌っています。

メインテーマであるステージを宇宙に求めることを宣言しているのです。

宇宙にゆくことで視点を変えることができることについてはすでに触れました。

一方で宇宙には膨大な数の星があることも大事なことのようです。

宇宙での星の数というものは現代の科学技術では観測不能でしょう。

そのくらいに星というものの数は計りしえません

その星々が連帯するとしたらどれほどの勢力になるでしょうか。

人間の数は日々増えては消えてゆくものの統計データとして提出可能でしょう。

その人間の数だけで圧倒されるほどの量を誇ります。

しかし宇宙空間にある星の数はその上をゆくでしょう。

もう私たちの常識は簡単に破綻してしまうのです。

そうした驚きによって獲られる気付きのようなものが智慧となるのでしょう。

こうして獲得した智慧を大切にしようという想いが貫かれています。

もう一方でこの手順を踏めばたくさんの人々と悦びを分かち合うことを歌ってもいるのです。

祝祭は必ず訪れるというものではなく、まず智慧を獲てから悦びが到来するというのが肝心な点でしょう。

いよいよ本当のクライマックスに向かいます。

星々の最後の輝きを見ていきましょう。

最後に 「Flyte Tyme」を未来へ

SOUL'd OUT【Flyte Tyme】歌詞を徹底解説!ステージは宇宙?無重力で見つけた答え!の画像

WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT ×3
C'MON Y'ALL
AND WE CAN FEEL SO GOOD TOGETHER
WA! シュビドゥビドゥバ FEEL ME TONIGHT ×3
C'MON Y'ALL
AND WE CAN FEEL SO GOOD TOGETHER

出典: Flyte Tyme/作詞:Diggy-MO',Bro.Hi 作曲:Diggy-MO',Bro.Hi

冒頭のコーラス部分であり、サビでもある歌詞とメロディーのリフレインです。

つまりは繰り返しなのですが最後に置かれると見えてくるものも変わるでしょう。

誰もが仮想の宇宙のステージで悦びを分かち合える様子を描いています。

悦びというものは頭で楽しむだけのものではないでしょう。

肉感を伴う経験の上で感じられる悦びの方が至高の価値を持つものであるはずです。

SOUL’d OUTはそうした悦びを私たちリスナーに約束してくれています。

宇宙をステージにしたパーティーの楽しみ方を教えてくれるのです。

もちろん私たちは宇宙には行けません。

未来には民間人が訓練を積まなくても宇宙に飛び立てる時代が来るでしょう。

資本主義社会は宇宙まで観光資源にしますから、科学技術だって格段に向上するはずです。

そんな未来への約束をしてくれたのかもしれません。

人生というものは計画とおりにはゆきませんのでSOUL’d OUTも解散しました。

それでも2003年の彼らは真剣にこうした未来の可能性を信じていたはずです。

それでは「Flyte Tyme」は果たされなかった約束なのでしょうか

SOUL’d OUTの活動によって目を啓かされたリスナーは多くいます。

その事実だけでこの歌の約束は叶ったと信じたいです。

リスナーはSOUL’d OUTから十分に悦びを獲られたはず。

その経験はこの先のリスナーの人生さえ変えてしまったでしょう。

音楽が持つ力というものを軽く見てはいけません。

アーティストは現れては消えてゆきます。

大事なことはその度ごとに目を啓かされた経験や率直な悦びを後世に伝える仕事です。

この仕事を大事にしてゆくとリスナーも未来の創造に力添えができるはず。

文化を育ててゆくのは一握りのアーティストだけではなしえません。

私たちもクルーだよと囁いてくれたSOUL’d OUTの「Flyte Tyme」の言葉を受け継いでゆきましょう

夢や野望は大きく持ってください。

どうせ飛び立つならばSOUL’d OUTのように宇宙空間へ向かってゆきましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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