かりゆし58の楽曲「オワリはじまり」について

かりゆし58「オワリはじまり」の泣ける歌詞とは?ドラマ『3匹のおっさん』主題歌♪【動画あり】の画像

ではまず初めに、今回紹介するかりゆし58の曲である「オワリはじまり」についてお話ししていきます。

「オワリはじまり」は、2010年2月3日にリリースされたかりゆし58の中でも通算7枚目となるシングルである「雨のち晴れ」に収録された曲です。

またこの曲は、かりゆし58の中でも通算3枚目となるアルバム「めんそーれ、かりゆし」にも収録されています。

かりゆし58はこれまでに数多くの曲を作り上げてきましたが、そんな中でもこの「オワリはじまり」はかりゆし58を人気にさせた曲の1つとなっています。

そして「オワリはじまり」は、ドラマ「3匹のおっさん」の主題歌にもなりました。

この曲は温かい歌詞であるのが印象的で、年末年始から卒業シーズンにふさわしい曲として数多くの卒業式でも歌われる曲になっています。

かりゆし58といえば、まっすぐな歌詞に他のアーティストでは表現できない独特の世界観を演出しているイメージが強いかと思います。

確かに、彼らは沖縄で結成されたバンドなので沖縄独自の音楽が取り入れられたりもしています。

しかし、これが多くの人々を魅了する大きな武器になっているのですよ!

「オワリはじまり」の歌詞を読み解く

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では、ここからは実際に「オワリはじまり」の歌詞を読み解いていきましょう。

卒業式でも歌われるこの曲は、一体どのような歌詞になっているのでしょうか。

もうすぐ今日が終わっちゃうよ

もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい? 燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい

出典: オワリはじまり/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟

ではまず初めに、こちらの歌詞から見ていきましょう。

これは「オワリはじまり」の中でも一番初めに歌われる歌詞になっています。

ここでは、まるで私たちに問いかけているような歌詞になっているのがわかります。

この歌詞の意味としては、"もうすぐ今日が終わっちゃうよ。君はやり残したことはないか?一生忘れられないような出来事に出会うことができたか?君にとってかけがえのない時間を、胸に刻み込んだかい?"というようになります。

ありふれた日々が、君や僕の胸に積もって光るんだ

夕飯時 町 人いきれ 「ただいま」と「おかえり」の色
せわしない 木漏れ日 花びら 「おはよう」と「さよなら」の音
ありふれた日々が 君や僕の胸に積もって光る

出典: オワリはじまり/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟

次に、こちらの歌詞を見ていきましょう。

ここでは、私たちの日常生活の中で聞く「ただいま」と「おかえり」や、「おはよう」と「さよなら」といった声が色や音として表現されているのがわかります。

また、このような日々の生活の中で聞こえてくるこの言葉が、私たちの心を動かすということを歌詞で表現しているように見えます。

なのでこの歌詞の意味としては、"夕飯時に町は人だかりでたくさんだよ。そんな中「ただいま」と「おかえり」という言葉がまるで色が調和したように聞こえてくる。そしてせわしない木漏れ日の中に開く花びらは、「おはよう」と「さよなら」の音を醸し出している。こんなことがありふれた日々というのは、私たちの胸に積もって心を動かすんだ"というようになります。

暗闇の向こうで、朝の光が待っているんだ

今 動き始めたものや もう二度と動かないもの
今 灯り出した光や 静かに消えていく光
この夜の向こうで 新しい朝が世界に降り始めている

出典: オワリはじまり/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟

そして、こちらの歌詞にも注目していきましょう。

ここでは、これから始まるものともうすでに止まってしまったもの、そして暗闇から漏れる新しい光を歌詞で表現していることがわかります。

この歌詞の意味としては、"今新しく動き始めたもの、そしてもう二度と動かないもの。今灯り始めた光、そして静かに消え去っていく光。暗闇の夜で、新しい光を帯びた朝が待っているんだ"というようになります。

旅立ちは新しい希望への一歩さ

旅立ちの時はいつだって少し怖いけど
これも希望のかたちだってちゃんと分かってる
思い出に変わるのはきっと最後の最後さ
笑って「さよなら」を言えたらいいな

出典: オワリはじまり/作詞:前川真悟 作曲:前川真悟

こちらの歌詞も見ていきましょう。

ここでは、旅立ちの時を想像させるような歌詞になっていることがわかります。

やはり、旅立ちの時は不安な気持ちが募りますよね。

しかしこの不安などを含めた全てが思い出に変わるのは最後だから、笑って「さよなら」を言いたいということを歌詞で表現しています。

なのでこの歌詞の意味としては、"旅立ちの時は、誰だって不安がいっぱいで怖いよね。でも、そんな思いも含めてこれが思い出に変わるのは最後だから、最後くらい笑って「さよなら」を言えたら良いな"というようになります。

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