歌詞

ガラスの眼をした猫

ガラスの眼をした猫は唄うよ 大きな声で りんりんと
ガラスの眼をした猫は唄うよ 風にヒゲをゆらし りんりんと
声が枯れたなら川に行こう 水に写る顔をなめてやろう
昨日よりマシな 飯が喰えたなら 今日はいい日だったと
空を見上げて笑いとばしてやる

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l001a42.html

大きな瞳が特徴的な動物、猫。

きらりと輝く瞳はまるでガラスのように、空の色を映します。

しかしこの歌で歌われる「ガラスの目をした猫」とは、おそらくフジにとっての理想の自分。

雑念を持たず、変わらず、音楽を愛し歌い続ける存在でいたい、という少年の夢を感じます。

自分のためのエールソング

生まれて来た事に意味があるのさ 一秒も無駄にしちゃいけないよ
嵐が来ようが 雨が降ろうが いつでも全力で 空を見上げて笑いとばしてやる

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l001a42.html

音楽で食べていくことを心に誓った少年の心に、迷いや焦りはなかったのでしょうか。

おそらくあったと思います。

自分の才能を信じながら、同時に疑い続けるとき、そんな自分を鼓舞するような楽曲は、他でもない自分のために歌われた歌ではないでしょうか。

誰かのためのエールソング

ああ 僕はいつも 精いっぱい歌を唄う
ああ 僕はいつも 力強く生きているよ
ああ 僕の前に クラヤミがたちこめても
ああ 僕はいつも 精いっぱい歌を唄う

出典: http://j-lyric.net/artist/a000673/l001a42.html

しかしそんな彼の歌う姿に、この曲を聴く誰かは励まされます。

変わらず努力し続けるひたむきな猫は、きっと明日も変わらず歌を届けてくれるはずだから。

3.11

2011年3月11日、三陸沿いを震源地に発生した東北地方太平洋沖地震。

最大震度7を記録したこの未曽有の大震災は、津波を引き起こし、多くの尊い命を奪い去りました。

そんな大震災の衝撃は、音楽界にも大きな影響を与えます。

斉藤和義が歌った反原発ソング「ずっとウソだった」は大きな衝撃と賛否を巻き起こしました。

スピッツのフロントマン・草野マサムネさんは震災の甚大な被害に心を痛め、音楽制作の手を休止せざるを得ませんでした。

多くのアーティストがチャリティのために楽曲を製作し、義援金を募りました。

そんな中、バンプは自身のラジオ番組の中で「ガラスのブルース」を歌い上げました。

ライフラインも不安定だった被災地では、オンタイムで聞けたファンは少なかった様子。

しかしその後、口コミなどで伝わったこのバージョンは、被災地で頑張る多くのファンの心に染み入りました

被災者へのメッセージとともに、歌われたこの楽曲、実は歌詞が一部違います。

その、被災地のためにアレンジされた部分をここに記載しようと思います。

(音源よりメモいたしました、記述ミスがあったらすみません。)

”分けられない痛みを抱いて

過去にできない記憶を持って

だけど心はなくならないで

君は今を生きてるよ

ちゃんと生きてるよ”

終わりに

いかがでしたでしょうか?

辛いことがあったとき、こころがくじけそうになったとき、そばにいてくれるようなこの楽曲は、今日も誰かの支えになっているのかもしれません。

あなたにとってのそんな、大切な1曲は何ですか?

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