負の感情だけに捉われないで
怒り耐える事だらけで
悲しくなるキリないな
ああ。だからか。
どうでも良いことなんて
そこらじゅうに棄てられすぎてる。
出典: ツキマシテハ/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
人生には辛いことも多いです。
怒りや悲しみ、苦しみなど数多くの負の感情が押し寄せてきます。
それは生きていくと一生付き合い続けなければならない感情の1つなのです。
負の感情に襲われている時は周りが見えなくなってしまいます。
その時に起きた小さな幸せやどうでも良いことは見向きもされずに棄てられていってしまうのです。
人はそう簡単に立ち直れません。
負のスパイラルは恐ろしいものです。
しかしどうでもいいことに目を向けることができたのならどうでしょうか。
なんだか笑えてきてしまいます。
すると今まであった負の感情が、いつの間にか消え去っているなんてこともあるのです。
闇の中から光を見つける
この部分の歌詞からは「もっとこうしたら良いのに」という想いが伝わってきます。
それが先程もいったような、辛い時こそ視点を変えて楽しいものを見るということです。
それは難しいことかも知れません。
でもこの歌詞を見て視点を変えてどうでもいいことにもっと注目する大切さに気づかされました。
気づいてしまえば良いのです。
この歌詞が気づくきっかけになれば良いとMrs. GREEN APPLEが願っているように感じました。
二番のサビ部分の歌詞
あの時
君から不意に出た言葉で
僕の何処かが傷んだのは だからか。
また、はたから見れば 不幸そうなあの子が
裕福なのも だからか。
出典: ツキマシテハ/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
人から咄嗟に出た言葉1つ1つに一喜一憂する時ってありませんか。
本人は何げなく口から出した一言でも自分にとっては心にモヤつきが出ることもあります。
それは嫌な気持ちかも知れませんし、気になっているがゆえの気持ちかも知れません。
でも最初は気づけなくてもいつか分かる日が必ずきます。
それは3年後かも知れませんし、明日かも知れません。
そうやってちょっとずつちょっとずついろいろなことを経験して大人になっていきます。
「そうか。だからか!」
この言葉が人が成長した時の合図なのかも知れません。
ラストサビ前の歌詞
自分をごまかさない
嫌いな人は正直たくさん居る
切りたくても切れない
それでも人は向き合い続ける
君は甘えすぎている。
出典: ツキマシテハ/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
人間はみんなに好かれることはできません。またみんなを好きになることも同様にです。
それはみんな個性があり、考え方も違って好きになるポイントも違うからではないでしょうか。
「嫌われたくない。」「みんなに良く思われたい。」
そう思うのは悪いことではありません。しかし世の中はそんなに甘くありません。
この歌詞には少し冷たいような、でもあなたを想ったアドバイスが込められているようです。
綺麗事だけでは人生はうまくいきません。
はっきりしないといけないこともあります。
それも受け入れてなお、前に進むことが大切なのです。
「君は甘い!人は人を嫌う!でもそれが私たち人間なんだ!」
この歌詞からはこのような大事な考え方に気づかされます。
辛い現実も受け入れなければならない
現実は残酷なものです。
非情で刃物のような鋭い現実が私たちを貫くこともあります。
でも全てを正直に受け入れなくてはなりません。逃げていては成長できないのです。
人は、幸せな現実だけでなく辛い現実にも向き合わなければならないのだと改めて感じました。
ラストの大サビ部分の歌詞
言葉が持つ大きな力
口から不意に出た言葉で
ヒトは悲しくなってしまうらしい
出典: ツキマシテハ/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴