青いまま枯れてゆく
あなたを好きなままで消えてゆく
私みたいと手に取って
奥にあった想いと一緒に握り潰したの
大丈夫 大丈夫

今すぐに抱きしめて
私がいれば何もいらないと
それだけ言ってキスをして
なんてね 嘘だよ ごめんね

出典: http://j-lyric.net/artist/a04fdf2/l03d0cc.html

切ないラブソングを次々に生み出し、「失恋ソングの帝王」という異名も持つback number

そんな彼らの代表曲のひとつが、映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」主題歌としても話題になったハッピーエンドです。

そのタイトルとは裏腹に、男女の切ない別れが描かれるこの曲。男性ボーカルの曲ながら、歌詞は女性目線で別れを描いているのが印象的です。

避けられない別れを前に前向きな言葉で寂しさを隠して、この恋は「ハッピーエンド」だったと強がって言っているのだとしたら。そう考えると、曲の主人公の心情を想像して泣いてしまいそうになりませんか?

もう戻れない…そんな切なさを綴った楽曲

King Gnu 「白日」

【泣ける歌】思わず涙がでてしまう泣ける恋愛ソング【男性アーティスト編】の画像

どこかの街でまた出逢えたら
僕の名前を覚えていますか?
その頃にはきっと春風が吹くだろう

出典: 白日/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

King Gnuの「白日」は、2019年に爆発的にヒットしました。

この曲でKing Gnuを知った人も多いでしょう。

別れを通して生まれた自分自身の気持ちを男性目線で切々と歌い上げています。

切ない別れを経て、人生をやり直すんだという決意が伝わってきます。

けれどもどこか寂しさがこみ上げてくるのは、君への未練も少し残っているからなのです。

「白日」の歌詞にはそんな気持ちが込められています。

この曲の魅力はツインボーカルが織りなす美しい高音のハーモニーでしょう。

カラオケで歌おうとして挫折した男性もきっと多いはず。

切ない歌声でしっとり歌い上げるからこそこの歌詞の内容がよく伝わるのです。

1人で別れをかみしめるときに聴きたい1曲です。

Official髭男dism 「Pretender」

【泣ける歌】思わず涙がでてしまう泣ける恋愛ソング【男性アーティスト編】の画像

グッバイ
君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない けど離れ難いのさ
その髪に触れただけで 痛いや いやでも
甘いな いやいや
グッバイ
それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「君は綺麗だ」

出典: Pretender/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

この楽曲は、今まさに別れようとしている男性の気持ちを歌い上げています。

君の隣にいるのは自分ではない…そう思っていても言葉にするのはとても辛いことです。

しかし2人の将来を見据えた上でサヨナラを告げなければならない…。

切なさがこみ上げてくる歌詞に自然と涙がこぼれ落ちます。

すごく好きだけど別れなければならない。

胸が張り裂けそうになりながら別れを告げる男性の切ない想いを至るところに感じます。

その切なさに共感する男性も多く、髭男の楽曲の中でもロングヒットとなりました。

失恋をして傷ついた心をそっと癒してくれる1曲です。

米津玄師「Lemon」

【泣ける歌】思わず涙がでてしまう泣ける恋愛ソング【男性アーティスト編】の画像

あの日の悲しみさえ
あの日の苦しみさえ
その全てを愛してたあなたとともに
胸に残り離れない苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
今でもあなたはわたしの光

出典: Lemon/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

米津玄師の代名詞ともいえる楽曲「Lemon」

エモーショナルなフレーズに思わず涙を流してしまう切ない歌です。

歌詞に出てくるあなたは私にとってとても大切な人だったことが窺えます。

辛くて苦しくてどうしようもないときを乗り越えられたのは間違いなくあなたがそばにいたからでしょう。

そんな大事な存在が突然いなくなってしまったら…いきなり目の前が真っ暗な闇に包まれてしまいます。

でも今も歩き続けられているのは、あなたの存在を思い出にすることができたからです。

きっといい恋愛だったのでしょうね。

恋愛に限らず、辛い別れを経験した人はきっとこの歌詞の世界観に没頭してしまうはずです。

あなたという存在に依存しているわけでもなく、過去の栄光にすがっているわけでもありません。

人生の中であなたとの出会ったことや過ごした時間は最良のものだったと感じているのです。

だからいつまでも忘れることなく心の中に生き続けているのでしょう。

人はみな、そんな思い出を糧にしていきているのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

2つのテーマに分けて、「泣ける恋愛ソングの数々を紹介してみました。

「泣ける恋愛ソング」といっても、じわりと温かい気持ちになって思わずほろっと来てしまう曲から、感情が揺さぶられて涙が流れてしまいそうになる曲まで、様々なタイプの曲がありますね。

いつの時代も音楽のテーマの定番となってきた「恋愛」。さまざまな恋のかたち、恋の場面が切り取られて、そこにメロディが乗って多くの人の感情に響いてきました。

嬉しくて泣きたいとき、悲しくて泣きたいとき、感動の名曲は、そんなあなたの気持ちに寄り添って力になってくれます。泣ける恋愛ソングが聴きたいときは、ぜひ今回紹介したラインナップを参考にしてみてくださいね。

また、楽曲を詳しく解説している記事もあるのでこちらもあわせてチェックしてみてください。

2018年、米津玄師さんの最初のシングルとなった「Lemon」。ドラマ『アンナチュラル』の主題歌となっているこの楽曲について、歌詞やMVを交えて多面的に徹底解釈していきます!