伝説の少女マンガがアニメ化!
BANANA FISHがアニメで帰ってきました
アニメ「BANANA FISH」は、吉田秋生著作の同名漫画が原作。
吉田秋生の漫画家40周年記念プロジェクトとして初めてアニメ化されました。
2018年7月からフジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されています。
舞台はニューヨーク。
ある日、ストリートギャングのボスであるアッシュは道に倒れている男から「ある物」を預かります。
男が死に際に言った言葉は「バナナフィッシュ」。
それは、アッシュの兄のグリフィンが戦争後、意識のそぞろな中で時おり呟く言葉と同じでした。
「バナナフィッシュ」の正体を突き止めることを心に決めたアッシュ。
しかしそれはコルシカマフィアに命を狙われるほど危険な行為でした。
それでもアッシュは寵愛(ちょうあい)を受けていたマフィアのボス・ゴルツィネに反発します。
そんな中、アッシュは素朴な日本人の青年・奥村英二と出逢いました。
境遇が全く違う2人に友情が芽生え、やがてかけがえのない親友になって行きます。
少女マンガですが過激にドンパチやりつつ心にぐぐっと刺さって来るヒューマンストーリーです。
ED曲をKing Gnuが担当
2017年再出発!
「BANANA FISH」のED曲「Prayer X」を担当したのがKing Gnu(キング ヌー)。
2017年に名前を変えて新たに活動をスタートさせた4人組のロックバンドです。
常田 大希(つねた だいき)ギター、ボーカル担当
勢喜 遊 (せき ゆう) ドラムス、サンプラー担当
新井 和輝(あらい かずき)ベース担当
井口 理 (いぐち さとる)ボーカル、キーボード担当
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/King_Gnu
常田さんは2014年に「Srv.Vinci(サーヴァー・ヴィンチ)」というバンドで活動していました。
その後、勢喜さん、新井さんがメンバーとして参加して、最後に井口さんが加入。
当初は常田さんのソロプロジェクトの意味合いが強かったようです。
ですが徐々にバンドとしての活動が増えてきたので、2017年に名前を変えました。
それが「King Gnu」。
動物の「ヌー」は徐々に仲間を増やして活動して行く生態があるとか。
「自分たちも世間を巻き込みながら大きくなっていきたい」というのが由来です。
前のバンド時代から音楽の独創性に注目が集まっていた「King Gnu」。
Prayer Xが聴けるアニメCM第3弾

TVアニメ「BANANA FISH」第3弾CM
CM動画だと、英二がすごく繊細に見えますね。
原作だと、英二はちょっと人見知りがある田舎の素朴な青年という感じです。
アニメの英二はちょっと上品すぎるように思えるのですが……。
アニメは設定を現在(2018年)にしているので現代の若者に寄せたのかなと思っています。
2018年8月10日から配信がスタートしたこちらの楽曲。
それから1か月後の2018年9月19日にシングルとしてリリースされました。
詳しくはぜひ公式サイトをチェックして下さいね!
King Gnu(キングヌー)Official Website
突如として現れた、音・ビジュアル共に圧倒的オリジナルセンスと完成度を誇るトーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンド「King Gnu」(キングヌー)のOfficial Website.
意味深なED映像
表現しているのは「命」?
アニメのEDは不思議な雰囲気の映像になっています。
最初は、真っ暗な画面の中央にポッと光が浮かびます。
その後、白い泡のようなものがふわふわと数を増やしていきます。
ここで「ああ、この場面は水中で白いのは泡なんだな」と気付きます。
でもその泡が画面の上に流れて行き、2本の糸に姿を変えて絡み合っていくのです。
その後2本の糸は「心臓」にフォルムを変えます。
それで、先ほどの糸はDNAを表していたのかなと気付くのです。
画面は切り替わり、裸足で歩いているモノクロ絵のアッシュ。
Tシャツの胸をぎゅっと掴んだと思ったらアッシュは背中から海に落ちます。
そのまま、抵抗することなく沈んでいくアッシュ……。
その姿は眠っているようでもあり、このまま楽になりたい、そう考えているようにも見えました。
しかし最後の最後、アッシュが薄く目を開けます。
ゴルツィネが「どんな宝石よりも深い緑」と形容したアッシュの翡翠(ひすい)色の瞳。
その目が見たものは何なのか――?
個人的にはアッシュを呼ぶ声が聞こえて「帰らなきゃ」そう思って目を開けた……。
だったらいいのになと願ってやみません。