ここで「2人」という人数が出てきましたね。ということはきっと「私とあなた」の二人。あなたは恋人かもしれませんし、親友かもしれません。
「シアワセ」とカタカナになっていることから、それが具体的にどんなものなのかわからないと思っていることが読み取れます。
もう何度目になるんだろう、ということは、何度もチャレンジして、何度も挫折しているのかもしれません。それでも夢に挑戦し続けている主人公の強い意志や精神力も感じます。
目の前のことに一生懸命でどこに向かっているかわからない
一体何が欲しくて
一体何が不満で
一体どこへ向かうのとかって
聞かれても答えなんて
持ち合わせてないけどね
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夢だけはしっかりとあるけれど、具体的に何を手に入れたくて、何が不満で、今どこに向かっているのかなんて、実際のところはわからない。
この頃の勢いに乗った浜崎さんのことを歌っているようにも感じます。
周りがあわただしく変わっていく中で、目の前のことを一生懸命こなしていると、いったい自分がどこに向かっているのかわからなくなる時ってありませんか?
そんな様子を歌っているように感じます。
夢を叶えるために何度もチャレンジする夏
背中押す瞬間に
忘れないでいて
この夏こそはと
交わした約束を
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この夏こそは、夢を叶えようと何度もチャレンジしてきた様子が読み取れます。
タイトルが「Boys & Girls」となっているので、部活で全国大会などを目指す仲間たちの気持ちを代弁してくれているかのようにも受け取れますよね。
必ずいつか明日をつかむ
輝きだした 私達ならいつか明日をつかむだろう
はばたきだした 彼女達なら光る明日を見つけるだろう
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冒頭にもあったサビの歌詞が再び出てきます。
「いつか明日をつかむだろう」「光る明日を見つけるだろう」と、夢を必ず手に入れてやる!という主人公の強い意志を感じます。
この勢いで明日は今日よりも成長して、いつか夢をつかむ。そんな風に歌われていますね。
不安はもちろんあるけど特別な存在になりたい
本当は期待してる
本当は疑ってる
何だって 誰だってそうでしょ
“イイヒト”って言われたって
“ドウデモイイヒト”みたい
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それでも、本当は「私にできるの?」という不安も抱えていることを吐露しています。
この歌詞にあるように「何だって、誰だってそうでしょ」と、本当にその通りですよね。私たちも、人生の中で様々な挑戦をするときに、本当にできるのか不安になることもあります。
「いい人」と言われると「どうでもいい人」みたい。とは、逆に解釈すれば、「どうでもよくない人」=「特別な人」「特別な存在」になりたい自分にとって「いい人」なんて評価をされるのは、悔しくて仕方がないのでしょう。
福岡から高校の時に上京してきてスターを目指して頑張っていた浜崎さん。「特別な存在」になりたかった、夢を追いかけていた頃の記憶を、歌詞に込めたのかもしれませんね。
夢を目の前にして少し戸惑う
朝焼けが眩しくて
やけに目にしみて
胸が苦しくて
少し戸惑ってた
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目指していた「明日」の始まりである「朝焼け」。まぶしくて、目に染みて、胸が苦しくて戸惑った、とあります。
手に入りそうな夢を目前にして、そのゴールのまぶしさに戸惑ってしまったのでしょう。昔から目指していたことは、こんなにもまぶしくて、こんなにも大きかったのか、と。
でも、きっとこの主人公はその夢をつかみに行くのでしょう。
自信と興奮を胸に夢をつかむ
輝きだした 僕達を誰が止めることなど出来るだろう
はばたきだした 彼達を誰に止める権利があったのだろう
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ここまで歌詞を聞いた後に、改めてサビの歌詞を聞くと、「誰が止めることなど出来るだろう」の歌詞に説得力が出てきます。
誰にでも起こる不安な気持ち。手に入る直前のまぶしさへの戸惑い。
でもそれを乗り越えて、「どうでもよくない人」=「特別な存在」になるために今夢をつかみに行く。そんな「僕ら」を止めることもできないし止める権利を持つ人もいない。
自信と興奮がみなぎるような歌詞に聞こえてきますね。